モヤモヤ解消「A4メモ」4ステップ

1. モヤモヤしたら、その場でA4用紙とペンとタイマーを準備

 書くタイミングは、「朝昼夜問わず、いつでもどこででもモヤモヤを実感したその瞬間に書くのが一番効果的。自宅や会社だけでなく、バッグの中にもいつも用紙とペンを準備して、モヤモヤをするすると吐き出せるようにしておきましょう」

2. 1分計測開始。用紙の左上にタイトル、右上に日付を素早く書く

 タイマーをスタートしたら、モヤモヤにタイトルを付けて左上に記入し、下線を引く。見返したときにいつの悩みか分かるよう、日付も書いておこう。「この時間も1分に含まれるので、年月日の間はハイフンでつないで手早く書くこと」

3. 1行20〜30字、4〜6行でタイトルに対して思いついたことを書き出す

 なぐり書きでいいので、タイトルについて思いついたことを、言葉を繕わずに書き出す。「『孤独』『病気が怖い』など一言で終わらせるのではなく、『1行20〜30字、4〜6行』を目安に文章化することで、具体的な悩みが見えてきます」

4. 1分たったら新たな紙に次のタイトルを書き、また1分で書く

 1分経過したら、その用紙は終了。違う悩みについて書くとき、さらに深掘りしたいときは新しい用紙で始める。「ずるずると考え続けないよう、毎回必ず1分で区切ること。1日合計20枚ほど書くことを目標に、習慣化してみよう」

書き方のポイント

□A4用紙は横向きに使い、1タイトル1枚で書く
□タイトルの下に線を引いて見やすくする
□ギリギリ読める汚い字でOK。とにかく早く書く
□本音で書き、人名などはできるだけ具体名で書く

1日合計20枚書くのを目標に!