タイトルを決めるときのコツは?

【コツ1】深掘りして書く

 メモに吐き出してもまだすっきりしない…というときは、書き出した内容のなかで気になる項目を次のタイトルにし、別の紙に書き出してみよう。「1つの悩みに対して深掘りして考えることで、悩みの根源にあるものが分かり、すっきりします」

【コツ2】多面的に書く

 1つの悩みを、さまざまな方向から捉えることで状況を客観視できる。「悩みが『将来の不安』なら、いつどんな種類の不安が湧くのか、どうなれば安心できるのか…。込み入った悩みも多面的に見ることで整理され、対処法が浮かんできます」

【新たな用紙に書いていくタイトル例】
「不安感が湧いてくるのはどんなタイミングか」
「不安を感じたとき、その気持ちを和らげる方法は」
「不安にはどんな種類があるのか」
「将来どんな状態だったら安心できると思うか」
「不安をゼロにすることはできると思うか」

書いたメモはどうする?

⇒時系列にファイルに保管して3カ月後と半年後にチェック

 メモは日付順に並べてクリアファイルに保管し、3カ月後と半年後に見直してみよう。

 「書いた直後ではなく時間を空けて見直すと、書いてあった悩みのほとんどは改善・解消されているもの。自分の成長過程を目にすることで自信がつき、ポジティブになれます」

赤羽雄二
ブレークスルーパートナーズ 代表取締役
赤羽雄二 東京大学工学部卒業。小松製作所、スタンフォード大学大学院留学、マッキンゼー勤務を経て、2002年にブレークスルーパートナーズを共同創業。ベンチャー経営支援などに取り組む。著書に『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』(ダイヤモンド社)など。

取材・文/工藤花衣 写真/スタジオキャスパー

日経WOMAN2019年6月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります