「夢がかなう」「自信がつく」「理想の自分に近づく」――そんなミラクルを呼ぶ「未来計画ワーク」に、トライを! 1カ月後の自分の変化、ぜひ感じてみて。前・後編の2回に分けてお届けします。

Doingより、Being

 「自分に問いかける習慣を16年間行ってきた結果、心からかなえたいことは全部かなえました」、そう話すのは、執筆したセルフコーチング術の本が話題の長谷川エレナ朋美さん。1カ月後に理想の自分に近づく「未来計画ワーク」を教わった。

 コツは、TO DOリスト作りから始めないこと。「達成できなかったときに残るのは落胆だけ。自信を失い、続きません。『したいこと(Doing)』より、『こんな気持ちでいたい(Being)』」といった自分の価値観を掘り下げることから始めてみて」。すると、できないことに落ち込むことがなく、自分の価値観に沿う現実的なアクションを導きやすくなるという。

 「実行しやすい仕組みを整え、小さな『できた』を積み重ねることで、1カ月後の自分が確実に変わりますよ

「こんな気持ちでいたい」といった自分の価値観を掘り下げてみよう(写真はイメージ)
「こんな気持ちでいたい」といった自分の価値観を掘り下げてみよう(写真はイメージ)

「未来計画ワーク」でこんな変化が

●ポジティブな自分になれる
●大切なモノ・コトの優先順位が明確になる
●自分自身への自信と信頼を得られる
●直感がさえ、自分の感覚に素直になれる
●言い訳をしなくなる

ワークを効果的に取り組む6つのポイント

1. 自分の気持ちに正直に書く
思ったことを「文字にする」練習を。正解を書こうとしたり、深く考えすぎたりせず、直感で自分の気持ちを書き出してみて。

2. 手書きで書く
「スマホのメモ機能より、手書きのほうが自分の本音を引き出しやすい」(長谷川さん)。ノートにしたためていこう。

3. 鉛筆や消せるペンで書く
書き直しがきく筆記具がおすすめ。「書き損じでノートが乱れると、やる気も失う人は案外多い」。消せるペンなら気楽に書き出せる。

4. 自分自身と「お茶する」感覚で、対話の時間を確保する
自分自身にアポを取って会うように、心の声に向き合う時間をスケジューリングする。

5. ながらワークは禁物! 短時間でもじっくり自分と向き合う
すきま時間に行おうとしないこと。「さあやるぞ」と、集中する気持ちを持って取り組もう。

6. 答えが浮かばない場合は無理に答えを導かない
答えづらい、気分が乗らない項目は、無理して書かない。すっと答えが出るのを待って。

 未来計画ワークには、PreWorkと2つのステップが必要。最後に、実際に1カ月未来計画ワークシートを用意したので、ぜひトライしてみよう。

◆PreWork 自分の価値観をじっくりと探る ⇒ 次のページ
◆Step 1 なりたい自分像に向けた目標を立てる ⇒ 3ページ目
◆Step 2 アクションプランを練って行動計画に落とし込む ⇒ 4月21日公開予定
◆Worksheet 理想の自分になる! 1カ月未来計画ワークシート ⇒ 4月21日公開予定