経済の動きを雑談に織り込む習慣をつける

 経済は生活そのもの。「高額コスメが売れているのはなぜ?」「海外旅行者増加の理由は?」など、普段の会話に経済ニュースの話題を織り込むようにすると、経済を考える習慣が定着する。

経済の話を会社での雑談に取り入れるには

<為替の動きは連動している>経済成長←→雇用拡大→株価上昇→金利上昇→債券価格下落→株価下落または経済成長←→雇用拡大→株価上昇→金利上昇→為替上昇  <経済の話を会社での雑談に取り入れるには>「他社の製品と比べないと競争力があったかは分からないわね」「商品企画や販売促進がうまくいったと考えられるわね」などと反応できる

「商品が売れた」という事象ひとつでも、経済を理解しているかどうかで受け止め方が違う。客観的に判断できれば、雑談のクオリティーもアップ。

経済ニュースが分かるようになるには

⇒見続ければ、ある程度は分かってくる
最初はピンと来なくてもOK。見続ければ、法則性などが頭に入ってきて理解しやすくなる。

⇒分からない言葉は検索する習慣を
ネットで検索。なるべく簡潔に解説されているものをチェック。詳しく知る必要はなし。

⇒日経平均株価をウオッチし続ける
日本経済全体の好不調を表すので、道標にしやすい。景気を先取りして動く傾向あり。

大槻奈那
マネックス証券執行役員
大槻奈那 スタンダード&プアーズ、UBS証券、メリルリンチ日本証券などの金融機関でリサーチ業務に従事。2016年1月から現職。国内外の金融市場や海外の株式市場を分析する。暗号資産についても調査・研究する。

取材・文/高橋晴美 写真/PIXTA

日経WOMAN2018年12月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります