「TODOリストを作るのは、頭がクリアな朝がおすすめ」と話すビジネスインストラクターの鈴木真理子さん。今回は、「朝のTODOリスト」作成のコツを詳しく聞きました。

 「頭がクリアで集中しやすい朝時間に、ノートや手帳などにTO DOを書き出せば、1日のベストな計画を立てられます」とビジネスインストラクターの鈴木真理子さん。

朝にTO DOリストを書く3つの理由

1. 頭がクリアだからベストな判断ができる
2. 優先順位について集中して考える時間がある
3. 仕事モードへのスイッチが入る

 出社後パソコンを立ち上げる前に書けば、集中してタスクの優先順位を考えられる。「午前中は集中力が必要な仕事を、午後にはコミュニケーションが必要な仕事や単純作業を入れましょう」

 TO DOリスト作成時にかかる時間を見積もって書き、タスク終了後にかかった時間を書き残すのがポイント。「仕事にかかる時間を把握でき、次から適正なペース配分ができます」

時間内に仕事を終わらせる2つのコツ

1. 割り込み仕事を想定し、7〜8割のTO DOに抑える
2.NOT TO DOリストを作る

 突然の頼まれ仕事を想定して、朝の段階で7〜8割のタスクに抑え、2割の余裕を残すのがポイント。「1つのタスクに時間がかかっても焦りません」

 余裕を残すためにも、「資料を作成するまではメールを見ない」「緊急でない限り、割り込み依頼に応えない」など、やらないことリストを作る。

 次のページで、具体的なTO DOリストの作り方を伝授します。