彼を好きだと気づくのが遅かった…

 Fさんは、足踏みしていたらチャンスを逃したという恋愛経験談を披露してくれました。

 「昔、飲み屋で知り合った男性と、何回か2人で飲みに行く仲に。彼からこまめに連絡をもらうことが多かったものの、飲み屋で出会ったという経緯から、かなり不信感を抱き、適度な距離を取って接していました

 その後、彼の海外赴任が決まって離れてから、ようやく「彼としっくり来ていて、好きなんだ」と気づいたFさん。その後、思い切った行動に出ます。

 「思い切って赴任先へ会いに。楽しく飲んで、その晩は一緒に過ごし、帰国。しかし帰国後、彼から一切連絡もなく、こちらから連絡してもあっさりした返事のみで、結局連絡すら取らない間柄になってしまいました」

 「『好き』に気づくタイミングが遅かった……。他にも反省点は多いのですが、いまだに他の人とデートしても、彼ほどしっくり来ると思える相手がおらず、『逃がした魚』は大きいと後悔しています」とFさん。

 「偏見を持たず、フラットに相手に向き合い、自分の気持ちを素直に伝えることが大事だと痛感しています」
(Fさん・27歳・IT・営業)

大学を中退して後悔…

 大学中退を後悔、しかし今、勉強を再開したGさんのエピソード。

 「人生最大の失敗は、大学を中退したこと。もともと希望の大学に行かせてもらえなかったせいで、学生時代は勉強せずにサークルとバイトに打ち込む日々でした。そして3年生の秋に、先生と家族で話し合い、みんなの前で『退学します』と宣言」

 「しかし、社会に出て勉強しようと思っても、時間とお金がなく、大学で勉強しておけばよかったと痛感。途中で投げ出した自分を変えるために、今、税理士の資格取得の勉強中で2科目に合格したところです」
(Gさん・38歳・教育・経理)

フリーターの時間は無駄だった…

 フリーターとして過ごしていた時間を失敗に上げるのはHさん。どんな教訓を得たのでしょうか。

 「挑戦したいことがあり、就職せずにフリーターをしていたことが最大の失敗。フリーターは自由ですが、そこで怠けてしまっていた自分にとっては、貴重な時間を無駄にしたと思います」

 「それ以来、何かに挑戦するときは期間を決めて、展望が見えなければ早めに諦めるようにしています」
(Hさん・37歳・商社・事務)

体調不良で交通事故…

 「車で単独事故を起こしたことが忘れられません」と話すのはIさん。「事故の日まで1週間ほど、気管支炎のため咳が止まらず、寝不足が続いていました」と振り返ります。

 「周囲に他の車や歩行者はなく、自車のタイヤのパンクとホイールの変形だけで済みましたが、仕事には影響するし、スタッドレスタイヤだったため交換費用が高く、修理の費用もあり、手痛い出費となってしまいました」

 「『こんな体調でも仕事をやり切った』と武勇伝を語る人がいるけれど、今では、体調が悪いときに車を運転するのは言語道断。無理をしても結果的に何も良いことはない、と考えて行動するようになりました」
(Iさん・31歳・メーカー・開発)

相手のDVで離婚…

 結婚相手を間違えたというJさんは、離婚後、新しい人間関係を構築中です。

 「私の失敗は結婚相手を間違えたこと。うまくいかなかった直接の原因はパートナーからのDVですが、今にして思えば、相手と自分の家庭環境、学歴、キャリアプランが全く合っていませんでした。相手が無断で離婚届を提出。起こることすべてが人生の想定外のような時期でした」

 「前向きになれたきっかけは、FPに『老後の資金が不足する』と指摘されて、投資を始めたことです。資産が倍以上に増えただけでなく、投資をしている人は前向きで勉強熱心な人が多いので、良い仲間・友人が増えました
(Jさん・46歳・サービス・マーケティング)


 読者の失敗談はいかがでしたでしょうか。失敗を糧に次へ進めるといいですね。

取材・文/岡本藍(日経クロステック編集部)

日経WOMAN2019年4月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります