仕事ができる人の共通点は、「朝時間」を有効に使っていること。朝活を始めて仕事で結果が出た人に、仕事のパフォーマンスを上げる朝30分のヒケツを教わりました。

速読で頭の回転を高めスムーズに仕事に移行

 「以前は就業後に夜24時まで勉強し、朝は始業間際に出社するような夜型人間だったんです」と話すのは、経営コンサルタントの中川友絵さん。

中川友絵さん(37歳)
中小企業診断士・経営コンサルタント

 転職を機に心を入れ替えて朝型生活に変えたが、1カ月間はつらかった。だが、通勤電車から見える朝焼けを楽しみに継続し、見事に習慣化。会社近くのカフェでビジネス書を速読するのが日課となり、今は朝時間が楽しいと言う。

 「20分間速読をしながら気になる箇所をメモしていくと頭がフル回転し、仕事への取りかかりも早くなる。何より、ビジネス書には顧客に提案するためのアイデアがたくさんあり、企画書の作成も速くなって残業も減りました」

朝習慣でこんなに変わった

仕事
→会社から表彰された

毎朝の速読で読書量が格段に増え、本から得た知識や情報が顧客提案のアイデアにつながっている。仕事の成果にも結びつき、会社から貢献賞をもらった。

ライフスタイル
→心身ともに健康になった

顔をオイルマッサージしたり、髪の毛を巻いたりして、丁寧に身支度をする朝時間があることで、肌の調子が良くなり、考え方も前向きになった。