3.うまく交渉する

部下に仕事を頼んだところ、「私、忙しいのでAさんに頼んでくださいよ!」と逆ギレされた!
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こんなときは「うまく交渉する」。仕事上、逃げられないときは相手の攻撃を正面から受けない。コツは3つ。

□相手の欲求を理解する
相手が何を要求しているのか、どうしたいのかをくみ取る。

□相手を安心させる
最後まで話を聞き、「そうだったんだね、ごめん」など戦意が緩む一言を。

□自分の意見をさらりと言う
「でもこの仕事はぜひやってほしいから、今抱えている業務を教えて」など、提案を。

 相手の言い方に惑わされず、相手が要求していることは何かを見極めることが必須。「部下の言動の悪さにフォーカスしてしまうと、イライラして頭が真っ白に。このケースでは、『部下は仕事を抱えすぎてテンパっている』だけ。相手の怒りの攻撃を真正面から受け止めないのがコツです」

教訓
心では何を思っても自由。表面的に相手に合わせよ

4.距離を置く

専業主婦のママ友に「ちょっと働きすぎじゃない? 子供がかわいそうだと思うよ」と一方的に価値観を押しつけられた!
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こんなときは「距離を置く」。いい距離感を保つことで関係を悪化させない。

□「嫌い」という態度をあからさまに出さない
□仕事上で関わるなら、挨拶などの礼儀はキープ
□自分のことを多く話さないなど、あっさりした関係を目指す

 相手の言動にイライラ、モヤモヤすることが増えたときは、相手との距離が近すぎるのが原因かも。「友達なら連絡する回数を徐々に減らしていく、職場の人なら挨拶などの礼儀はキープしつつ、ランチや飲みに行く回数を減らす、自分の話をあまりしないなど、徐々に距離を置くとイライラから解放されます」

教訓
「つかず、離れず」のほどほどの距離感がいい関係を保つコツ

有川真由美
作家
有川真由美 化粧品会社事務、衣料品店店長、着付け講師、編集者など、数多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザーとして書籍や雑誌などで執筆。著書は『女子が毎日トクをする人間関係のキホン』(PHP研究所)など多数。

取材・文/宇佐見明日香

日経WOMAN2018年8月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります