忙しさを言い訳にせず、やりたいことを実現している人は、どのように時間を使っているのでしょうか。しっかりメリハリをつけ、時間の「かけどころ」と「抜きどころ」を意識することが重要ですが、それを実践している入井智子さんを取材しました。
毎日のカフェ時間で得た気持ちのゆとり
大学卒業後から会社員として働く傍ら、ほぼボランティアで子供たちにチアリーディングを指導する入井智子さん。
週末は練習や大会などで忙しいが、美術館巡りやネイル、飲み会などオフもしっかり楽しむ。「以前は目の前のことに精いっぱい。心に余裕がなく、オフを楽しむ時間などないと思っていました」
そんな毎日が変わったのは、朝夕のカフェタイムを持ってから。「朝は仕事とチア指導のタスクを手帳に書き出し、優先順位を明確に。チア関連のメール返信や事務作業も片づけます。夕方は勉強したり、振り付けを考えたり。毎日時間を決めてやるべきことを集中してこなすことで、遊びに使える時間が意外とあることに気づけたんです」
SNSやテレビを見る時間も減らし、時間を捻出。「忙しくても好きなことができている自分に自信が持てるようになりました」
リフレッシュ&ライフワークに時間を投資!
◆平日1.5時間…カフェで手帳&勉強タイム
出勤前と退社後にカフェに寄り、タスクの確認や勉強などに時間を投資。「チア指導は、ずっと続けたい。大会の審査員や海外遠征もします」。一方、友人と会う時間や心の栄養のための時間も削らずにキープ。
◆休日2〜3時間…友人と飲むなど自由時間
◆休日約8時間…チアリーディングの指導
入井さんの時間の自己投資バランス
「仕事もチアも頑張るためには、自分が元気でいることが大前提。リフレッシュや健康維持のための時間も、意識して取るようにしています」
自分時間に投資して起きた、2つのいいこと
1. 仕事と好きなこと、どちらも全力で頑張れる
やるべきことの優先順位を考えて行動でき、時間にメリハリが! やりたいことを積極的に楽しむことで、充実感のある毎日に。
2. ストレスがたまらず、体調を崩しにくくなった
「以前は頑張りすぎて疲れ、よく体調不良に。今は、やりたいことができている充実感でストレス知らず。心身共に健康をキープ!」