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ストレングスファインダーで検証 努力の方向性は適切か

資質診断ツールで客観的に自分を知る 自分に向かない努力はしない(前編)

努力してもいっこうに悩みが改善しない――。そんな人は、「努力の方向性が間違っている?」と発想を変えたほうがいいかも。「ストレングスファインダー」という診断ツールで、あなたに合った努力の仕方が分かります。

【資質診断で自分を知る】
・ストレングスファインダーで検証 努力の方向性は適切か ←今回はココ
ストレングスファインダー専門家が助言 読者の悩み相談

「性格面の強み」を知り、自分らしく悩みに対処する

 抱えている問題を解決するために、どんな努力をすべきか。そのために参考になるのが、アメリカの調査分析会社、ギャラップ社が提供する診断ツール「ストレングスファインダー」だ。

ストレングスファインダーって何?
⇒利用者急増中の「資質診断ツール」
⇒別名・クリフトンストレングス

何が分かる?
⇒自分のタイプが分かる
⇒自分の上位資質(発揮できる特性)が分かる
⇒自分の下位資質(発揮しにくい特性)が分かる

 米国の心理学者ドナルド・クリフトンによる、人間の強みの研究から生まれた、世界中で使われている診断ツール。人にはそれぞれ異なった才能(強みの素)があるという理論の下、才能を34の「資質」に分類。多数の質問に答えることで、その人の資質の序列を判定できるようにした。日本では2001年に初上陸し、17年に診断内容がアップデートされた「2.0」が登場した。

 この診断で「特性(性格)面の武器」を明らかにすることができる。「人にはそれぞれ、自然と発揮できる特性『上位資質』と、発揮しにくい特性『下位資質』があります。問題解決に下位資質を活用しようとしてもうまくいきません」(ギャラップ社認定ストレングスコーチの竹田弘明さん)。

 資質とは「うまく発揮すれば仕事などで武器になる特性(性格)」のこと。例えば、「自己確信」が上位資質の人は慣れない状況でも自信を持って判断しやすい。しかし、その特性が過剰に発揮されると、誤った判断でも自信を持って推進してしまうなどの弱点として表れる。

 一方、「自己確信」が下位資質の場合は、自分の判断に自信を持つことがそもそも苦手。いわばそれは「向かない努力」。同じ問題に対してすべき努力は人によって異なるのだ。「例えば『社交性』が下位資質なのに、多数の人を仲間にすることで問題を解決しようとすると消耗してしまう」

上位資質とは
・自然に発揮できる特性
・ただし過剰に出ると弱点に

→例えば「最上志向」が上位資質の人
◆うまく生かすと
妥協せずに高い品質の仕事ができる

◆過剰に出ると
十分な内容でも満足できず時間を浪費
下位資質とは
・発揮しようとすると疲れる

→例えば「最上志向」が下位資質の人
◆仕事の完成度をひたすら上げるのはストレス

 また、抱える悩みが、「上位資質が過剰に出た結果」であることも少なくない。「公平性」や「信念」が強すぎて、臨機応変に対処しなければならない事態にストレスを感じるといったパターンだ。「こうした悩みは、自分の特性を自覚するだけでストレスが軽減したり、自分の行動を改善できる場合もある」。具体的なケースを元に使い方を探った記事は、10月28日公開予定の後編で紹介。ぜひ参考にしてみて。

どうやって診断を受けるの?

→ウェブサイトやスマホアプリから
診断はウェブやスマホアプリで行い、177の質問(選択式)に素早く答えると判定結果が出る。診断は有料で、完全版の場合は1回49.99ドル(約5300円、2019年3月現在)。1800円の書籍を買うと、上位資質5個のみの診断が無料で受けられる。同じ人の診断結果は容易には変わらないので、1度受ければOK。

 次のページでは、自分のタイプが簡易的に分かる「34の資質」を用意。当てはまる資質を発揮する方向で、仕事や問題解決に当たろう。

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