仕事がはかどらないのは、あなたの言葉の使い方が原因かもしれません。上司への報告やプレゼン、会議の場でも自信を持って話すことができるようになる、話し方のコツを伝授します!

曖昧な言葉を避けて論理的に話すクセをつけよう

 「プレゼンをしても評価が低かったり、仕事の手戻りが多かったりするのは、相手に伝わりにくい言葉を使っているから。論理的で相手が理解しやすい話し方に変えれば仕事がスムーズに進み、評価も自信もアップします」

 そう話すのは、論理的な話し方のプロ、吉岡友治さん。「話し方には、相手と親しくなるための話し方と、用件を伝えるための話し方との2種類があります。仕事で求められるのは後者の話し方。正しく用件が伝わる言葉を使ったり、話す順番を工夫したりすることが不可欠です」 

 相手に伝わる話し方の基本は、「短い言葉でハッキリ話す」「言いたいことに根拠を添える」「主語を明確にする」「接続詞を多用しない」など、どれも日常生活で改善できることばかりだ。

 「例えば、『~だと思います』を『~です』に変えるだけで、言いたいことの意図が明確に伝わります。そのうえで、『なぜなら~だからです』といった、論理的に説明できる根拠を用意しておくと、相手が納得し、同意を得やすくなります」

 次のページでは、働き女子がつい使いがちなNGフレーズを紹介。日ごろの言葉遣いのクセを振り返りつつ、当てはまるところは正しい言い回しに変え、仕事がスイスイ進む話し方を身に付けよう。