7つのアクションを実践

 ムダなモノを持たない暮らしをキープするには、「入れない&増やさない」仕組みをつくることが大切! ミニマリストの筆子さんおすすめの7つのアクションを実践すれば、必要なモノだけに囲まれた心地よい生活に整います。

【入れない】

1.自分が「買うのが好きなモノ」を見つける

 部屋にモノを入れない=過剰に買わないことが大前提。そのためにはまず、自分の買い物グセを知ること。部屋を見渡し、最も数多く持っているモノが、自身がよく買いがちなアイテム。その上で、家計簿やレシート、手帳などで振り返って、どういう店でどんなシチュエーションのときに買い物をする傾向があるのかを分析しよう。

2.1週間「買わないチャレンジ」をしてみる

 自分の買い物グセが分かったら、それをもとに、期間限定で「買わないチャレンジ」を実践。ターゲットは、これまで過剰に買っていたモノ。例えば、会社帰りにコンビニでお菓子を買いがちな傾向があるなら、1週間だけコンビニに寄らないルールに。「最初は簡単なことから始めて、徐々にハードルを上げていくのも手」

3.「便利グッズ」「アイデアグッズ」に手を出さない

 あったら便利かも!は、なくても暮らしていけるものと心得て。「日本は便利グッズの宝庫。しかし、たいてい用途が限られているため、利用頻度が低く、場所も取ります。買い物をするときは、他のモノで代用できない?と思いを巡らせてみること。汎用性の高いアイテムが1つあれば、モノは増えていくことはありません」

4.「とりあえずもらう」をやめる

 人からのお裾分けや贈り物をもらいがち、街で配られるティッシュやサンプルをつい受け取ってしまう…。「本来自分の意思で選び抜いたアイテムではないので、不要なモノが多い。結局処理し切れず、“誰にあげようか”などと考えるはめになり、“決断疲れ”を起こす場合も。最初から受け取らないほうが、振り回されずに済みます」

【増やさない】

5.1つ家に入れたら、何か1つ家の外に出す

 1つ家の中に入れたら、別のモノを外に出す「ワン・イン・ワン・アウト」は片づけの黄金ルール。「この法則を守れば、家の中のモノの絶対量は変わらないはず。手放すモノは同じジャンルがベスト。例えば、新しい靴を買ったら古い靴を1足処分。モノを買うときも慎重に吟味するようになるし、収納スペースに頭を悩ますこともありません」

6.買ったら48時間以内に使う

 「家にまだ使えるモノがあるのに、店で出合った新しいモノをつい買ってしまうのが、家にモノが増える原因」と筆子さん。こうしたクセを防止するには、買ったら48時間以内に使うをルールにしてみて。「衝動的な買い物行動にブレーキがかかり、買った後でどう使うのかをイメージする習慣が自然に身に付くように」

7.ないといけないと思い込んでいるものを見つける

 モノが増え続ける理由は、固定観念にとらわれているせいかも。「これがないと生活できないと思い込んでいるモノは意外に多い。私はバスタオルをやめて、普通サイズのタオルで代用しています。洗濯がグッとラクになり、収納スペースも広く使えるように。水切りカゴや玄関マットなどもしかり。発想の転換にトライしてみて」

筆子
ブロガー
1959年生まれ。カナダ在住の人気ブロガー。モノを捨てられないタイプだったが、20代後半にシンプルライフを志し、ミニマリストに。ブログ「筆子ジャーナル」主宰。著書は『1週間で8割捨てる技術』(KADOKAWA)など。

取材・文/西尾英子 イラスト/足立もえか

日経WOMAN2018年12月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります