ミニマリストでなくても、大丈夫。極小スペースが帰りたくなる部屋に変わります。6畳でも「広々暮らしている」Karinaさんの部屋づくりは、カラーボックスとマルチ使いできる家具がポイントでした。

6畳の極小スペースでも広々暮らせる!

30着ほど服が入るクローゼットもある。テレビは置いていない。
30着ほど服が入るクローゼットもある。テレビは置いていない。
Karinaさん(仮名)
整理収納アドバイザー @krn.room

【お部屋DATA】
1K・18.7m2
家賃:6万4000円

 都内の1K(洋室6畳)に暮らすKarinaさん。離婚を機に、昨年からひとり暮らしをスタートした。

 キッチンは1口コンロでユニットバス、18m2と狭い部屋だが、「快適なひとり暮らしができる空間にしたい」と、家具や家電の色、大きさ、使い勝手の良さにとことんこだわる。「部屋全体の色は白とグレーのみに。収納はカラーボックスを活用し、引き出しやファイルボックスで中身が見えないようにしています」。

 テーブルは、昇降式でマルチに活躍。来客時は高さを調節し、ベッドをソファ代わりにして楽しむ。2~3人が来てパーティーをすることも可能だ。

 「家はさながら『宝箱』。自分が本当に好きなモノ、使うモノだけしか部屋に入れない、と決めています」。流行に流されず、自分の好みを知ることで、モノを持ちすぎないスッキリとした部屋をキープしている。

帰りたくなる部屋のルール
□ 色は白とグレーで統一
□ 家具、収納グッズは最小限の数に
□ 「おうちは宝箱」。本当に好きだと思うモノだけを持つ

 次ページから、「狭い部屋をスッキリ見せるワザ」と「狭い部屋を使いこなす家具と収納」を順を追って紹介します。