【1】壁面収納は「部屋の奥に向かって低く」

⇒奥行き30cmくらいの棚がベスト

 収納スペースが少ないなら、壁面を上手に使って食器や書類、雑貨類などを収納するといい。奥行きは30cm程度あれば、A4サイズの雑誌や書類が収納可能。「カゴや引き出しを使い、中身を隠すとスッキリ。収納グッズは同じモノを2つ並べるのが、キレイに見せるコツ」

1. 無印良品の「スタッキングシェルフ」の5段と3段を組み合わせた壁面収納。
2. 「ステンレスワイヤーバスケット」にはマグカップなどの食器類を。
3. 「重なるラタン長方形バスケット」も、横に2つ並べると見た目もスッキリまとまる。
4. スタッキングシェルフと相性の良い、「スタッキングチェスト」を。
5. 書類は、「ポリプロピレンケース引き出し式・横ワイド」に。
6. ファイルボックスも無印良品。ホワイトグレーで統一。

【2】テーブルやカウンターは「モノを置かない」

⇒3歩以上歩かず小物類をしまえるように

 モノを置きがちなテーブルや棚の上。「書類や雑誌、文具、小物などをサッとしまえる場所をつくって。テーブルのすぐ後ろなど、3歩以上歩かないところに設置すれば、しまうのがラク。頑張らずにキレイにできる仕組みが大切」

1. キッチンカウンターに置くのは花器のみ。
2. ダイニングテーブルも同様にスッキリ。
3. 無印良品のスタッキングシェルフを使用。毎日使うアクセサリーやポイントカード、名刺、郵便物の一時置き場所として使う。

【3】テレビ台は「低めのモノを選び、後ろの壁を飾る」

⇒テレビ後ろの壁は斜め上に向かって飾る

 テレビの液晶画面の黒は圧迫感があるため、テレビ台は低めにして目線を下げる。「その分、後ろの壁が殺風景になりがち。テレビ上の左右斜めのラインを意識して絵や小物を飾ると、バランス良くまとまります」

1. 無印良品の「壁に付けられる家具」を飾り棚として活用。
2. 絵を飾るのが苦手な人は、小さめのフレームを2つ並べると簡単にさまになる。
3. 葉が上に真っすぐ伸びるドラセナ コンシンネ。「育てやすくおすすめ」。
4. テレビ台の上に飾りは不要。何も置かないほうがスッキリ見える。