【4】ベランダは「部屋の延長として見せる」

⇒直線で、できるだけ長くモノを置かない床をつくる

 廊下から部屋にかけて、部屋からベランダにかけてと、モノがない床が直線に延びると、広々と開放的な空間に。

 「休日の日中は、カーテンと窓を開け放ち、ベランダも含めて1つの空間に。部屋にある観葉植物をベランダに出せば、グリーンの景観に癒やされます」

1. ベランダには紫陽花の木が。初夏になると花が咲き、清涼感が増す。
2. ウッドデッキはDIYで。「ネット通販などで、ベランダに敷くだけで簡単にウッドデッキに見えるパネルを買うのもおすすめ」
3. 初夏にはラグをあえて白に。

物干し竿をなくすとベランダがスッキリ!

 ベランダを見せるときは、物干し竿を取ると生活感が出ない。また、テーブルや椅子を置きやすくなり、狭い空間も有効に使える。取り外しが面倒なら物干し竿を置かず、折り畳み式の物干しスタンドを使うと便利。

【5】面積が大きいモノは「明るい色や透明色を選ぶ」

⇒床より明るい色でそろえると広く見える

 ソファ、カーテン、ベッドなど、面積が大きいファブリックは、白やベージュなど、床の色よりも薄く、明るい色を選ぶのが、空間を広く見せるコツ。テーブルはガラスなどクリア素材にすると存在感が弱まり、涼しげな印象に。

1. 無印良品のソファ。秋冬はカバーの色を替えて気分を変えることも。
2. ガラステーブルは10年以上愛用。
3. カーテンは麻素材のライトベージュをセレクト。朝は自然光が透ける。「ワンルームや1Kの人は、特にファブリックの色を意識して。迷ったら、白やベージュを選べば間違いありません」

ファブリックの柄物は注意

 「カーテンも柄、ベッドカバーも柄にしている人は多い」。ゴチャゴチャして見えるので、最低でもどちらかは無地に。