【6】部屋の清涼感は「グリーンを多めで演出」
1. 値段も安いナズナは多めに買う
ライトグリーンで華奢な印象のナズナは、多めに買ってガラス瓶にドサッと入れるだけでもさまになる。値段も安いので財布にも優しい。ダイニングテーブルや棚の上などにおすすめ。
2. 花は1色、グリーン多めに
清涼感のある部屋にするには、飾るブーケはグリーンを多めにするのが◎。「花は白や黄色など、1色に抑えて。葉物を多くし、ナチュラルな雰囲気に。ダイニングテーブルに置けば、部屋全体の清涼感がアップ」
3. 切り枝も、ガラス瓶に飾ればおしゃれに
庭やベランダの伸びた木の枝や咲いた花をちょっと切って、花器に入れてもOK。棚の上のアクセントにも。「短く切って、ジャムなどの小さな空き瓶に入れてもかわいいです」
4. 手軽にグリーンを足すならユーカリで
観葉植物はハードルが高いという人におすすめなのが、ユーカリやドウダンツツジの切り枝。「大きめの花器に入れて床置きに。水をよく吸うので、1日置きに水を入れ替えて。秋冬はドライにして飾っても」
【7】飾る小物類は「季節に合わせて少しだけ」
⇒ガラス系を選ぶと清涼感があってスッキリ
かわいくてつい買ってしまう小物や雑貨類。全部飾ろうとしがちだが、季節や気分に合わせてテーマを決め、抜粋を。「分量は1つの棚スペースの2~3割が目安。ガラス類など、透明感のあるものを選ぶとスッキリした印象になります」
長谷さん宅の初夏の小物たち
1. ジャムの空き瓶を利用。花を買ったついでに少しだけ切ってここに挿す。
2. 無印良品の「壁に付けられる家具」で飾り棚に。
3. 「山口一郎さんの絵が大好き」。イデーで購入。
4. 季節に合わせて飾る小物を取り換える。飾らない時期は、収納ケースにひとまとめにして保管する。
長谷さん宅の秋冬の小物たち
「秋はガラス瓶にドライフラワーやクルミなどを入れるだけ。外で拾った松ぼっくりを置くのもあり。冬はクリスマスなど季節感のある置物を。アートで温かみのある色をプラスすると◎」
整理収納アドバイザー インテリアコーディネーター
取材・文/岩井愛佳(日経WOMAN編集部) 写真/水野真澄