大きめバッグ用 防災ポーチ

 バッグの大きさに余裕があるときは、こちらをIN。暖を取る、お腹を満たすなど、できることが増える。

1. 緊急簡易トイレ
…必須アイテム。

2. ティッシュペーパー
…水に溶けるものがベター。

3. 撥水加工の大判風呂敷
…雨合羽の代わりや、敷物にもなる。

4. マスク
…インフルエンザや感染症予防にも。

5. ウエットティッシュ
…手を洗えないときに欠かせない。

6. サバイバルシート
…外で過ごさなくてはいけないときに、体に巻いて暖を取る。

7. ジッパー付き保存袋
…ごみ入れなどに。

8. 大きめビニール袋
…エチケット袋にしたり、敷いたりと万能。足を入れれば暖も取れる。

9. 羊羹
…カロリーも高く、「えいようかん備蓄用」は5年保存可能。

10. 小型ライト
…LEDのものを選んで。単三電池で点灯するものは、替え電池をすぐに用意できる。

11. 大判ハンカチ
…非常時に包帯かわりにもなる。

12. 消毒綿
…ケガをしたときのため。

13. パラシュートのコード(*)
…コードをほどくと中に数本のコードが。歯用のフロスにもなる。
*パラシュートコードを使った熊田さんの手作りベルト。災害時は1本ずつほどいて使用

14. 笛
…遠くまで音が響くものを。

15. ソーラー充電器
…スマホで情報を得たり、連絡を取るために欠かせない。

16. ベンリーポンチョ
…雨風をしのげたり、目かくしにもなる。

飲み水も忘れずに備えよう

★必須アイテム
飲み物(ミニサイズの水など)

防災ポーチのほかに備えるべきモノNo.1の水
防災ポーチのほかに備えるべきモノNo.1の水

 防災ポーチのほかにも備えるべきアイテム、水。ポーチの大きさにかかわらず用意しよう。「最近はいろんなサイズのペットボトルがあるので、バッグの大きさに合わせて選んで」と熊田さん。夏場に電車やエレベーターなどに閉じ込められたときの、脱水対策や熱中症防止にもなるので、いつもバッグに入れておきたい。

熊田明美
防災士・整理収納アドバイザー 
熊田明美 NiceLife代表。東日本大震災をきっかけに、整理収納と防災に目覚め、整理収納アドバイザーと防災士の資格を取得。現在、防災備蓄収納プランナー協会のマスタープランナーとして認定資格講座も開催。

取材・文/西尾英子 写真/小野さやか