今あるものをどう管理するか――。常に頭を悩ますのが「収納」の問題。定番の収納グッズを駆使して、空間を効率良く生かす達人たちに、使い方を聞きました。

収納の仕方が分からないとモノは永遠に片づかない

 「いくらモノを捨てても、収納の仕方が分からないと、いつまでたっても部屋は散らかった印象のまま。モノを捨てられるようになったら、『収納スキル』に磨きをかけましょう」と話すのは、整理収納アドバイザーの中山真由美さん。

 狭い空間の収納力を上げるための一番手っ取り早い方法が、「壁面をうまく使う」こと。「壁面に吸盤フックや突っ張り棒を使った『吊り下げ収納』は、どんな部屋でもトライしやすく、効果を感じやすいはず」

 収納力を上げる定番グッズの選び方のポイントで共通するのが主張のない色を選ぶこと。「収納グッズはあくまで脇役。ボックスタイプなら、モノが死蔵されない半透明のモノで、デッドスペースを生まない長方形タイプが王道です」

 次のページからは、収納空間を生み出す達人のワザを紹介。達人たちが使用しているアイテムは「籘(とう)風ボックス」「ファイルボックス」「S字フック」「マグネット、吸盤、シールフック」の5つ。ぜひ参考にしてみて。

アイデアを寄せてくれたのはこの人たち

◆吉川永里子さん 収納スタイリスト、整理収納アドバイザー

◆長谷由美子さん 整理収納アドバイザー インテリアコーディネーター
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◆Karinaさん(仮名)整理収納アドバイザー
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◆上山広美(みくろママ)さん整理収納アドバイザー
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◆coyukiさん ブロガー・整理収納アドバイザー
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