「片づけいらず」になる8つのワザ

 使ったら元に戻しやすい環境に整えれば、散らからない部屋に。これだけ押さえておけば大丈夫!な、ラクに片づく8つの基本ワザを紹介します。

1. 片づけの動作=アクション数を最小限にする

 「アクション数=動作の数」が多いと、片づけるのが面倒になり、出しっ放しになりがち。「よく使うものは、『置くだけ』『立てるだけ』『吊るすだけ』など、少ないアクションでしまえるようにして、片づけのハードルを下げましょう」

2. 使う場所の近くに収納コーナーをつくる

 文具類は机やリビングに、テレビのリモコンや新聞はダイニングテーブル周りに、アクセサリーは鏡の前など、よく使う場所の近くに収納場所をつくると、使い勝手が良く、片づけもラク。

3. 引き出しは1段1カテゴリー

 衣類などの引き出しには、1段につき1カテゴリーのみ収納することでごちゃつかない。「収納に空きがあれば、カゴなどの仕切りを使って別のアイテムをしまいましょう」

4. 同じアイテムでも使用頻度で置き場所を変える

 例えば同じティーカップでも、使う頻度が高ければ、棚の中段など、取り出しやすい特等席にしまう。たまにしか使わない来客用のティーカップは、少し取り出しにくい場所でOK。

5. 細かいモノは仕切り板などで分類する

 アクセサリーや文具など小さなモノをそのまま引き出しに入れてしまうと、迷子になったり、ゴチャついたり。仕切って小分けにすれば全種類がひと目で分かり、片づけやすくなる。

6. 引き出しの手前はよく使うモノの指定席

 よく使うモノは収納空間の「手前」がベストポジション。奥は季節外や使用頻度の低いモノの保管場所に。引き出し式やキャスター付き収納グッズを使うと出し入れしやすく、奥行きを使いこなせる。

7. 8割収納を目指す

 1つの収納スペースに対して、収納量を8割までにキープすることが片づけをラクにするコツ。出し入れがしやすく、ひと目で何があるかが分かり、見た目もスッキリ。

8. モノは重ねずに基本は立ててしまう

 洋服などモノを重ねてしまうと一番上しか見えないため探す手間がかかり、埋もれた服が忘れられる原因に。立てて収納すれば「何が」「いくつ」あるかが一覧できる。

吉川永里子
収納スタイリスト、整理収納アドバイザー
吉川永里子 片づけられなかった自身の経験を生かし、整理収納アドバイザー1級認定講師として、働く女性・主婦目線で整理収納やライフスタイルを提案。個人宅でのレッスンや講演・セミナーで、1万人以上に片づけをレクチャーしてきた。『もっとラクに生きる!暮らしの整理術100』(エクスナレッジ)など著書多数。

取材・文/高島三幸(日経WOMAN編集部) イラスト/さかたともみ

日経WOMAN2019年7月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります