暮らしを「仕組み化する」習慣を持つと、毎日がぐっとラクになるだけでなく、自分の時間がもっと増えるというメリットも! 今回は、築46年のレトロ物件でも「掃除しやすい仕組み」で快適に暮らす方の部屋を紹介します。

築46年物件 掃除しやすい仕組みで年々、快適に

 「古い物件だからこそ、まめに掃除して清潔に保ちます」と話すのは、築46年の部屋に暮らすボリ。さん。

 「少し掃除をさぼると、クロスや壁に古さを感じるだけに、余計に散らかって見えてしまう。特に、汚れが目立ちやすい床とキッチンは毎日掃除します」

ボリ。さん 40代・事務・ひとり暮らし
ボリ。さん 40代・事務・ひとり暮らし

 気になったらすぐ掃除できるよう、キッチン、寝室、トイレ……と、各スペースには小分けした除菌スプレーを配置する。「1分もかからずキレイにできるので、掃除への心理的なハードルが下がります」

 ひんぱんに使うモノでも、「テーブルに出しっ放しにしない」「床置きしない」のも、キレイに保つためのルール。

 「日常的に使うアイテムはすべて、ラベリングした引き出しで整理。最初に定位置を決めておけば、一時的に散らかっても、すぐに元の状態に戻せます」