財布を整える

1. クレジットカードは1枚に絞る

ネットショッピングが多ければその系列のクレジット会社のカードを使うなど、効率良くポイントが貯まる1枚に絞る。利用額の把握や口座の残高管理もしやすくなる。

2. むやみやたらにポイントカードを作らず財布には3枚まで

財布に入れるのは、過去1年以内にポイントを換金したなどのカード3枚だけに絞る。集中的にポイントが貯まる上、買い物も計画的になり、ムダ買いの抑制に。

3. 千円札を財布の手前に入れない

細かいお金ほど気軽に使いがち。そこで紙幣の入れ方に工夫を。1万円札を手前に、千円札は奥に入れる。「1万円札が最初に見えれば自制心が働きます」(市居さん)。

4. 小銭はぴったり払う

「お金を貯めるにはお札をできるだけ崩さないこと」。小銭がたくさんあると、ついつい余計な買い物が増える。おつりが出ないように、小銭を出して払う習慣を。

通帳を整える

5. 行きつけの銀行を決めて通帳は1冊に

複数の銀行口座は整理し、普通預金も定期預金も管理できる総合口座1つに絞れば、通帳は1冊に。収入と支出を管理しやすくする。「ローンを組む可能性があるなら、借り入れ審査が通りやすい地方銀行などで口座を作るのがおすすめ」

6. 休眠口座は解約を

5年以上出し入れがない「休眠口座」の預金は法律上、銀行のものになる。だが実際は、解約時に預金を払い戻してくれる銀行がほとんど。解約すれば思わぬ収入に。

7. お金を引き出すのは「月2回」まで

財布にお札がなくなるたびにお金を下ろす習慣だと、1カ月の支出が把握しにくい。毎月の「やりくり額」を決め、お金を下ろすのは月2回と決めれば、ムダ遣いも減る。