身に付けたい! 3つのお金の教養
1. 給与振込口座の残高をチェックして自分の手取り収入と年間貯蓄額を知る
まずは、1年間の手取り収入額を知ること。年末には通帳の残高を見て、昨年末からの変化をチェックすれば、その手取りで1年間にどれだけ貯蓄できたか分かる。プラスなら貯蓄を増やす勉強を、マイナスなら支出を見直そう。
2. 3万円以内で何かに投資をすることがスキルアップの早道
投資は、あれこれ勉強するよりやってみることが何よりの勉強に。ただし、儲(もう)けをいきなり狙うのではなく、自分に合うかどうかを知ることを最初のゴールにしたい。仮に3万円など、家計にダメージを与えない金額で試してみよう。
3. 民間保険を検討する前に毎月支払っている社会保険料の中身を知る
源泉徴収票や給与明細の「社会保険料」は、いわば公的な保険。健康保険の高額療養費制度や、雇用保険の教育訓練給付制度など、いざというときに利用できる制度をまず知ってから、備えるべき保険を整理すれば無駄がない。
構成・文/大上ミカ 写真/遠藤素子
ファイナンシャルプランナー
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