身に付けたい! 3つのお金の教養

1. 給与振込口座の残高をチェックして自分の手取り収入と年間貯蓄額を知る

まずは、1年間の手取り収入額を知ること。年末には通帳の残高を見て、昨年末からの変化をチェックすれば、その手取りで1年間にどれだけ貯蓄できたか分かる。プラスなら貯蓄を増やす勉強を、マイナスなら支出を見直そう。

2. 3万円以内で何かに投資をすることがスキルアップの早道

投資は、あれこれ勉強するよりやってみることが何よりの勉強に。ただし、儲(もう)けをいきなり狙うのではなく、自分に合うかどうかを知ることを最初のゴールにしたい。仮に3万円など、家計にダメージを与えない金額で試してみよう。

3. 民間保険を検討する前に毎月支払っている社会保険料の中身を知る

源泉徴収票や給与明細の「社会保険料」は、いわば公的な保険。健康保険の高額療養費制度や、雇用保険の教育訓練給付制度など、いざというときに利用できる制度をまず知ってから、備えるべき保険を整理すれば無駄がない。

構成・文/大上ミカ 写真/遠藤素子

塚原 哲
ファイナンシャルプランナー
労働組合シンクタンク「生活経済研究所長野」所長。全国の労働組合を対象に年150回以上の講演を行い、家計の見直し、資産形成など幅広い分野でアドバイス。職場の制度や介護費用についても詳しい。
風呂内亜矢
ファイナンシャルプランナー
マンションの衝動買いをきっかけにお金の勉強を始め、2013年にFPとして独立。近著に『ケチケチせずにお金が貯まる法みつけました!』(王様文庫)など。全国銀行協会金融経済活動懇談会委員。
前野 彩
ファイナンシャルプランナー
FPオフィスwill代表。家計相談を中心に活動し、「知れば得トク、知らなきゃ損する」家計術を提案。近著は『本気で家計を変えたいあなたへ 書き込む“お金のワークブック”〈第3版〉』(日本経済新聞出版社)。

日経WOMAN2018年12月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります