バラ色の老後のためには、今やるべきことをこなすことが大切です。老後のお金に困らないよう、年代別のお金のToDoリストを紹介します。

 日経WOMANからファイナンシャルプランナー井戸美枝さんの新刊『一般論はもういいので、私の老後のお金 「答え」をください!』が発売となりました。お金に困らない人生を送るために、やっておくべきこと、知っておくべきことはいろいろあります。

 今回は、新刊の中で紹介している20代、30代、40代、40代、60代のそれぞれの年代ごとの「やることべきリスト」をチラ見せします。

バラ色の老後のために今やるべきことをこなす

 人生100年時代、愛と学びとバカンスを存分に楽しみたいもの。老後のお金の心配ばかりしていては人生がもったいないです。一方で、私の実感として、中年になると年を取るのが加速度的に速くなります。そのため、できるだけ早くから老後のお金について意識することが大切です。

お金の心配ばかりしていては人生がもったいない
お金の心配ばかりしていては人生がもったいない

 そこで、ライフイベントを意識して、年代ごとにお金を増やすための「やるべきことリスト」を作りました。それぞれ、1つでも多くチェックが入るようにしましょう。

 年代ごとに「やるべきこと」をこなせば、お金の知識を付けながら老後の資金がしっかり積み上がっているはずです。準備は早ければ早いほど後々楽になります。

 20代から細々とでもいいので積み立ての準備を始め、どんなライフイベントがあっても仕事などでお金を生み出し続ければ、バラ色の老後が待っていることでしょう。

 次のページから、20代、30代、40代、40代、60代のそれぞれの年代ごとの「やることべきリスト」を見ていきましょう。