最新の保険を上手に活用してリスクに備える

 マイナス金利の影響や死亡率の改定、新たな社会のニーズなどを受けて、従来の保険ではカバーし切れなかったリスクに対応できる保険が続々登場してきている。自分が気になる保障があれば、活用してリスクに備えよう。

◆健康になるほど安くなる「健康増進型の保険」

 「加入後に1日平均8000歩歩く」など、健康を維持し増進することに取り組んでいる人は、保険の給付を受ける事態になりにくい人だと判断されて、加入後の保険料が割り引かれる。

◆運転するときだけ入れる「1日自動車保険」

 普段車を持っていない人が、友達に借りてドライブに行く、帰省中に実家の車を運転するが、親の自動車保険ではカバーされていないなどの場合には、1日単位で入れる自動車保険が便利。

◆今後、ニーズが高まる?「認知症保険」

 認知症と診断されたときに一時金や年金が受け取れる、認知症予防のための給付金が受け取れるなどの認知症保険、認知症予防保険は、高齢の親のために加入を検討してもいいかも。

◆早めに加入することが大事「不妊治療保険」

 日本生命の不妊治療保険「シュシュ」の場合、加入から2年経過後以降に給付金が受け取れるので、早めに加入の検討を。不妊治療には公的補助もあるが、年齢制限や回数制限がある。

保険について相談・勉強したいときは

 保険の勉強をしたいときは、保険の入門書か雑誌の中の保険の記事を読むのがおすすめ。「雑誌の記事は、用語や表現も分かりやすく、必要な情報がコンパクトにまとまっています」。

 誰かに相談するときは、保険の無料相談店舗に数カ所、足を運んで話を聞いてみよう。同じ条件でも勧められるものは違うから、比較検討を。

取材・文/生島典子 イメージ写真/PIXTA

竹下さくら
ファイナンシャルプランナー
竹下さくら 損害保険会社・生命保険会社勤務などを経て、1998年にファイナンシャルプランナーとして独立。著書に『「保険に入ろうかな」と思ったときにまず読む本』(日本経済新聞出版社)など。

日経WOMAN2018年12月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります