Step1・まずは貯蓄額から決めてしまう

 月収に対する理想の貯蓄の割合(下記)を参考に、家計の状況に応じて無理のない金額を決めることが重要。最初は低めに設定し、様子を見ながら徐々に引き上げてもOK。

【FP横山さん提案】理想の貯蓄の割合はコレ!

(手取り月収20万円の場合の貯蓄額)

シングル・ひとり暮らし…17%(3万4000円)シングル・実家暮らし…30%(6万円)既婚・子なし…30%(6万円)既婚・子あり…16%(3万2000円)⇒月々の貯蓄額_____円

Step2・固定費の金額を書き出す

 毎月の固定費が総額いくらかかっているのかを把握しよう。「固定費を減らせれば、継続的に貯まる家計をつくりやすくなる。保険や通信費のプランを一度見直して」(横山さん)。

次の費目の金額を調べて書いてみよう。住居費(家賃またはローン)_____円、水道・光熱費 _____円、通信費(固定・携帯・ネット代)_____円、生命保険 _____円、その他(保育費など)_____円⇒月々の固定費の総額 _____円

Step3・「生活で使えるお金」を知る

 手取り月収から貯蓄額&固定費の総額を引いた「生活で使えるお金」を知ろう。ここで算出した金額が、生活費として自由に使えるお金。「生活費は費目別に細かく管理するより、Step4の『お金の使い方』に着目した、ざっくり管理がおすすめ」(横山さん)

手取り月収_____円−月々の貯蓄額_____円−月々の固定費の総額_____円=1ヶ月の生活で使えるお金_____円