Step4・「消費・浪費・投資」に分けて予算化する
生活で使えるお金の内訳を、「消費・浪費・投資」に分けて予算化しよう。「生活費を一律に引き締める」はNG。消費=生活に不可欠、浪費=ムダ遣いだが欲しい、投資=自分の将来につながる、をイメージして予算決めを。
自然に予算内に収まる横山式「消費・浪費・投資」別(※)で支出を管理!下記の「消(ショウ)・浪(ロウ)・投(トウ)」の黄金比を参考に、自分が使えるお金を算出してみよう。浪費もしっかり予算に組み込むことで、ストレスのない家計に。
※横山さんが本来提案する「消費・浪費・投資」理想の割合は、月収に対してのものであり、具体的には「消費70%、浪費5%、投資25%」を推奨。今回は特別に、月収から貯蓄額と固定費を除く「生活で使えるお金」における理想の割合を教えてもらった。
3つのお金の使い方に合わせて生活費を予算化!
消費
「生活する上で必要なお金」は、Step3「生活で使えるお金」の50%が支出の目安
Step3の生活で使えるお金_____円× 0.5=「消費」に使えるお金_____円…A
食費_____円
日用品代_____円
教育費_____円
医療費_____円
交通費_____円など
小計_____円…B
⇒Bの金額が、予算Aの金額に収まるように調整する
浪費
「必要ではなく、欲しいと思って購入したモノやムダ遣い」は、Step3「生活で使えるお金」の25%が支出の目安
Step3の生活で使えるお金_____円× 0.25=「浪費」に使えるお金_____円…C
服飾費_____円
美容費_____円
交際・娯楽費_____円など
小計_____円…D
⇒Dの金額が、予算Cの金額に収まるように調整する
投資
「スキルアップや将来の収入につながるお金」は、Step3「生活で使えるお金」の25%が支出の目安
Step3の生活で使えるお金_____円× 0.25=「投資」に使えるお金_____円…E
スキルアップ費_____円など
小計_____円…F
⇒Fの金額が、予算Eの金額に収まるように調整する
ファイナンシャルプランナー
家計再生コンサルタント
取材・文/西尾英子