いくら予算を決めても、やりくり下手のままでは支出が膨らみ、あっという間に「メタボ家計」に。上手にお金を使い、予算内に収めるためにはどうすればいい? ファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんと、家計再生コンサルタントの横山光昭さんが教える6つのワザを紹介します。

1. 食費&日用品代の専用財布を用意する

⇒ついオーバーしがちな食費は財布の中で予算を見える化

 予算オーバーしがちな食費や日用品代は、メイン財布とは別に「専用財布」を持つと管理しやすい。「財布を分けることで、「いくら使えるか」が明確になる。私も会社用とプライベート用の財布を分けています」(横山さん)。

2. クレカを使わずにデビットカードを活用

⇒チャージ感覚で口座への入金額と頻度を決めて

 デビットカードは使うと同時に口座から代金が引き落とされ、口座残高以上使えない。この特徴を生かし、「1つの費目をデビットカードだけで管理する方法も。『袋分け』のカード版です」(横山さん)。

<横山さんおすすめ>「Visaデビットカード」ここがイイ!

【1】即時決済だから、ムダ遣いを抑える効果あり
即時決済で、使うたびに口座の残高が減っていくため、クレカに比べて「支払った」という実感を得やすい。ムダ遣いを抑える効果もある。

【2】無審査で入れる
デビットカードは、銀行口座さえあれば誰でも作ることができるため、「クレカでは審査が通らない」という人でも持つことが可能。

【3】Visaが使える場所ならどこででも使える
Visaの加盟店なら、ほぼどこででも買い物をすることができ、利用範囲が広い。利便性の良さは、デビットカードを検討する際のポイントに。

【4】海外でも使えて便利
海外でも即時決済が可能。また世界中のATMで預金を現地通貨で引き出せる。ただし、海外で使うときの手数料はクレカより高め。