お金を何にどう使うか。そこには「生き方」が表れるもの。「私はコレ」と決めた対象にお金を使い、暮らしを楽しんでいる人たちに「使い方の哲学」を聞いてみました。 今回は、年65万円を大好きなアクセサリーと服に使う女性を紹介します。
買い物はストレス発散!
⇒アクセサリーと服に年65万円使っている人
フルタイムで働きながら小学生男児2人を育てる青山陽子さんにとって、自分のための買い物の時間は、一種のストレス発散。「通勤電車の中でもスマホでいろいろと見て回って楽しみます」
青山陽子さん(仮名)44歳・製薬・安全管理/夫と息子2人と4人暮らし
ここ1年の一番大きな買い物は、夫に内緒で買ったダイヤモンドのピアス、約45万円。「どうせ買うなら一生ものが欲しかったので。妥協して中途半端なものを買っても、本来欲しかったものが気になり続けるし、ほれ込んだものは長く大事に使うので、結果的にコスパもいいと思います」
服も無難なものより、質とデザインにこだわり、ファンになったブランドのものを選ぶ。百貨店が大好きだが、メルカリユーザーでもあり、この1年でイタリアブランドのバッグを3点購入。「状態のいいものが安く手に入るし、店舗を歩き回るよりラクなのがいいです」
青山さんのお金DATA
手取り月収 28万円
手取り年収 430万円
貯蓄額 300万円 ※世帯計
投資額 20万円
貯金は主に財形、投資は投信を積み立て。子供の教育にお金をかけてあげたいと思い始め、「学資保険は入っておけばよかったかも」
お金のやりくりは?
買い物好きな分、少しでもお得な買い方を探す。好きな店が充実する髙島屋では、優待のあるタカシマヤカードを活用。メルカリのチェックはまめに。「家計簿は息苦しくなるのでつけません」