毎朝30分、自分の好きなことに時間を使うと、驚くほど1日が充実! 満足度120%の朝時間を過ごす人の朝習慣を紹介します。今回は、「朝の寺活で、変化の少ない毎日にメリハリがついた」女性に密着しました。

出勤前のお寺巡りでゆったり、心を整える

 ネット通販向けのサービスを提供する会社で企画などを担当する安澤桂さんは、旅行でタイを訪れた際に人々が祈りを捧げる情景に魅せられたのをきっかけに、日本の寺巡りを始めた。

安澤 桂さん(38歳)
IT・企画

 雨で出かけられない日が重なると、休日だけでは行ける回数も限られてしまう。そこで、平日の始業前に、東京のお寺に限定して訪れることにした。

 そんな理由で始めた朝の「寺活」だが、「朝のお寺は静かで、心身が浄化されるようで気持ちがいい」と、朝ならではの良さに開眼した。

 「約1時間、お寺でゆったりとした時間の流れを感じると、忙しい日々のリフレッシュになります。1日中パソコンの前に座っている仕事なので、朝、お寺を訪れることで、変化の少ない毎日にメリハリがつきました」

安澤さんの朝のタイムスケジュール

5:30…起床
6:00…家を出る
7:00…お寺に到着。参拝
7:30…
お寺での時間満喫タイム
8:00…お寺を出る
8:15…近くのカフェで朝食
9:00…カフェを出る
9:30…出社

カーテンを少し開けて寝ることで、朝は太陽の光で気持ち良く目が覚める
カーテンを少し開けて寝ることで、朝は太陽の光で気持ち良く目が覚める

朝時間有効活用のコツ

天気予報を前夜に確認(写真左)
「朝日に照らされる境内はとても気持ちがいい。雲が少なく、天気が良い日を選んで参拝。雨の日は行かず、暑い日は遠出を控えます」

自宅と会社との間にあるお寺を本で調べておく(写真右)
『訪ねてみたい東京のお寺』(インデックス)で、出勤前に訪れやすいお寺をチェック。「何か行事があるときを狙って行きます」