無理なく長続きする自炊スタイルで節約をしている女性に密着。夫婦2人で月の食費を2万円・1人当たり1万円に抑えている実例を紹介します。

週3000円台でたんぱく質が豊富なメニュー

 平日の食事は、週末のまとめ買いと作り置きを徹底することで、夫婦2人で月2万円の食費をキープする大川朱美さん。

 「頑張りすぎて疲れないよう、作り置きはほぼレンジでできるものだけに。帰宅後もチンするだけなので、忙しくても自炊をラクに続けられます」

大川朱美さん(32歳)(仮名・27歳・メーカー・人事)夫と2人暮らし◆食費…月1万円(1人当たり)

 週末に作り置きを終えたら外食するなど、適度に息抜きも。夫婦でジムに通い始めて健康意識も高まり、節約中でも高たんぱくな卵や肉類はケチらず取り入れる。

 「いずれはマイホームが欲しいので、貯蓄を頑張ろうと夫婦で決意。月に1度は『会議』を開き、食費のほか、使いすぎている費目がないかチェック。夫も節約に協力的なので、助かっています」

大川さんの日々のごはん

大川さんの朝食・昼食・夕食

◆朝食…約100円
「ゆで卵入りのサラダで朝からしっかりたんぱく質を。ドレッシングは買わず、手作りで

◆昼食…約150円
弁当は作り置きの肉そぼろと炒り卵、市販の鮭フレークで三色丼。カップ味噌汁を添えて。

◆夕食…約170円
「メインと副菜をレンチンしている間に汁物を。帰りが遅くても、すぐ食べられます!」

 次のページで、大川さんの食費が安い理由に迫っていく。