3.部屋の中の色は3色にまとめる

 部屋に色があふれていると、それだけで落ち着かない印象になってしまう。「すっきり見せるには、使う色を3色に絞るのがコツ。面積の大きい家具やカーテンは、床や壁の色とそろえましょう。なお、観葉植物の緑はどんな色ともなじむので、3色には含まないでOK」

□使えるのは、壁、床+1色。自分の好きな色をアクセントカラーに

「床」ベージュ「アクセント」自分の好きな色「壁」白

 ほとんどの部屋では、壁と天井が白、床は茶系になっている。そこにアクセントとして、自分の好きな色を小物で加えてみよう。

4.壁をシンプルにしすぎない

 手軽に部屋の雰囲気を変えるには、壁にモノを飾るのがお勧め。「ただし、すべての壁を飾り立てるのはやりすぎ。余白を9割残し、1カ所に写真や時計など、お気に入りのアイテムを飾りましょう。飾るときは、『目に入りやすい高さ』を意識して」

□目に入りやすい高さに飾る

 壁に絵や写真を飾るときは、人の目の平均的な高さ「140〜150cm」に作品の中心を合わせる。「なんとなく」ではなく、メジャーで正確に測ろう。

□テレビの「重さ」「黒の圧迫感」はアートや植物で解消
 テレビの黒い画面は、無機質な印象になり、部屋の中でどうしても悪目立ちしてしまう。周辺に観葉植物やアートを飾り、圧迫感を解消しよう。

 視線をテレビからそらすには、テレビ周りの壁を飾るのが◎。実はテレビの上の壁が一番の飾りどころ。モノトーンの写真やアートを飾って、テレビ以外にも黒を散らすと、重さが目立たなくなる。

編集部員が試してみました!
 スマホで撮った写真をモノクロで印刷したものを貼っただけ。なのに、がらんとしていたのが、一気におしゃれ感が増しました。

5.小物は共通点のあるものを3個飾る

 雑貨などをセンス良く飾るコツは、「三角形」を意識すること。「1つだけでは寂しいし、数が多いと雑多に見えるので、数は3つがベスト。『旅の思い出』だとか、同じ素材など、共通点のあるアイテムを選ぶと、ぐんとまとまります」

□「高・中・低」で三角形を描く

 背の高さが「高い・中くらい・低い」アイテムを1つずつ選び、三角形を描くようにディスプレーすると、バランス良く見える。

荒井詩万
インテリアコーディネーター
荒井詩万 個人宅のコーディネート、リフォームを手がけるほか、インテリアスクールの講師も務める。著書に『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』(サンクチュアリ出版)。

取材・文/工藤花衣 イラスト/船越谷 香

日経WOMAN2019年5月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります