髪のケアで大切なことは…「ブラッシング」

6. 髪のケアで最も大切なことは?

⇒夜のブラッシング

 「ブラッシングはツヤ髪を手軽につくれる大切なケア。ぜひ習慣化してほしいケアのひとつ」と田村さん。

 理想は朝と夜、1日2回以上のブラッシング。「朝と夜でブラッシングの目的は異なります。特に夜は、汚れを浮かせてシャンプーやお湯をなじみやすくさせるのが目的です」

 ブラシは先端に丸いボールがついているものを。「地肌を傷つけず、おすすめです」

 ブラシは電源不要でツヤもUP。「根元からブラシを通すと、ツヤのもととなる天然の皮脂を行き渡らせて、髪のキューティクルが整い、ツヤが生まれます」美容ツールとしてぜひ取り入れてみて。

<ステップ1>毛先からとかして、ほこりを取る
 髪の表面に付着しているほこりを取る。「ほこりは、顕微鏡で見るとギザギザと突起しています。無理矢理とかすと、切れ毛の原因に。毛先から優しくとかしましょう」

<ステップ2>頭の上半分を地肌からかき上げる
 頭部を上下半分にエリアを分け、上半分からとかす。生え際から頭頂部に髪を集めるようにして、地肌にブラシを当て、ブラッシング。頭皮をマッサージする要領で心地よい力加減で。

<ステップ3>後頭部は下から上にかき上げる
 下半分は下から上に向かってとかす。地肌にブラシを当て、生え際から頭頂部に向かって、毛穴の汚れを優しく浮かせるようにブラシを地肌に当てて、ブラッシングする。

<今日から始めたい1日3回のブラッシング>

1回目⇒表面を整えてツヤを出す「朝のブラッシング」
 スタイリング剤まで不要になるほど、美しい自然なツヤが生まれ、髪がまとまるように。「毛先をほぐした後、地肌までブラシを入れて頭頂部から毛先へ。仕上げに、髪表面をなでるように上から下へブラッシングを」

40代は特に注目!
2回目⇒ボリュームアップさせる「エアリーブラッシング」
 年齢とともに立ち上がりが弱くなった髪を、ふんわりヘアに!「髪と髪の間、頭皮と髪の間に空気を含ませるのがコツ。サイドの生え際から頭頂部へ向かってかき上げた後、下を向いて襟足から頭頂部へ」

3回目⇒汚れを落とすシャンプー前の「夜のブラッシング」
 上記記事、6. 髪のケアで最も大切なことは?のブラッシングをしよう。