自分好みに作った手料理こそ最高のごちそう! ズボラ料理の達人が自分のために作っている簡単レシピ、聞いちゃいました。

洗い物が少ない日の喜びがモチベーションに

 「好きというより、必要に迫られて料理をしている」と言うウェブライターの犬飼つなさん。「簡単と書かれたレシピでも、食後の洗い物が積まれたシンクを想像させるものも多いなと思って」

 そんな気持ちから、ウェブで自身が作る簡単レシピを公開したところ、大反響! 犬飼さんのレシピの特徴は、「その日の残りの体力に応じた料理を紹介する」こと。「洗い物が少なくて済む料理は、皆さん何度も作るんですね。レンジを活用して、調理道具を使わない、カット不要など、手軽さ・簡単さのレベル別にレシピを紹介。パパッと作ってパパッと食べて、早く寝られることこそ、最高の料理だと思います」

 必要とする体力レベル別に、犬飼さんに手軽なレシピを教えてもらった。

今日の体力が
60%あれば
⇒ 主役級の一皿をレンチンで作れる

20%になっても
⇒ 洗い物激減レシピなら作れる

5%しかなくても
⇒ 超簡単レンチンレシピが作れる


 レンチンで作る主役級の一皿からチェックしていこう。

残りの体力60% レンチンで主役級の一皿

キャベツと豚肉のさっぱり蒸し

<材料(2人分)>
薄切り豚バラまたは豚ロース…150g
キャベツ…150g
醤油…大さじ1
みりん…大さじ1
調味酢…大さじ1
ごま油…大さじ1/2
チューブしょうが…3cm分
塩…ひとつまみ
こしょう…2振り
白ごま…好みの量

<作り方>
1. ポリ袋に豚肉と醤油、みりん、調味酢、ごま油、チューブショウガを入れ、袋の上から手でもみ、味をなじませる。
2. 一口大にちぎったキャベツを耐熱皿に広げて、塩、こしょうを振りかける。
3. 調味料をもみ込んだ豚肉を2の上に広げ、ラップをふんわりかけたら、500Wのレンジで3分加熱する。
4. 一度レンジから取り出し、ラップを開いてよく混ぜる。再びラップをかけ、500Wのレンジでさらに4分加熱したら完成。仕上げに白ごまを振ると見栄えもアップ。