しっかり休んでいるつもりでも、実は上手に疲れを解消できていない人が多いのです。頑張りすぎの人、最近なかなか疲れが取れない…と悩む方におすすめしたい、「心の正しい休ませ方」を紹介します。
慌ただしい毎日。自分を抑えて、周りに気を配りながら過ごしていませんか? 「今に意識を向け、感謝やワクワクの気持ちを大切にすると、心が疲れません」と話すのは、医師の矢作直樹さん。
「今」に集中して生きると心の疲れを招きにくい
「不安、後悔、孤独感、妬みなどのマイナスの感情は、過去や未来を考える際に生じます。今に意識を集中すれば、こうした感情を意識せず、心の疲れを減らせます」
1. 頑張りすぎる人は少し「適当」になる
真面目な人は、「こうすべき」「こうしなきゃ」と頑張りがち。でも「頑張りすぎだと、心身を壊す場合も。また、『こうすべき』を他人に強いるようになると厄介です。多様な価値観を認めて、いい意味で『適当』になりましょう」
2. 誰に対しても期待しない。求めない
イライラやストレスの原因は、自分の考え方に根差すもの。「どんなに親しい人に対しても、期待しない。求めない。何かしてくれたときには感謝する。これで互いがラクになります」
3. パソコンやスマホに振り回されない
「スマホやパソコンに依存しすぎると、自分で考えなくなってしまいます」。週末は一切見ない、寝る2時間前にシャットアウトする、などのルールを決めよう。「特に子供には、使わせることが本当に必要か考えて」