人の体に向き合うプロは、自分の体ともしっかり向き合っているもの。忙しいのに常に元気な鍼灸師に「疲れ取り」の習慣を聞きました。

鍼灸師の疲れ取り24時間

 鍼灸(しんきゅう)と漢方の治療院「目白鍼灸院」の院長・柳本真弓さん。患者への施術の傍ら、ラジオや雑誌などのメディアにも多数出演する人気鍼灸師だ。

目白鍼灸院 院長 柳本真弓さん(46歳)
目白鍼灸院 院長 柳本真弓さん(46歳)

 それゆえ、毎日昼食を取る時間さえままならないほど大忙し。そんな柳本さんが日々実践しているのは、鍼はりやお灸、ストレッチなど、血行を改善してくれるこまめなセルフケア。「たまった疲れを取り去るのはとても大変ですし、疲れが慢性化すれば、病気の原因にも。頭が重い、食欲が湧かない、やる気が出ないなど、疲れのサインが出たらすぐにケアするよう意識しています」

 心が疲れたときは、オンラインのスペイン語講座を受けたり、音楽を聞きに行ったりする。「リフレッシュすることも大事です」

【1日のスケジュール】
07:30 起床&朝食
10:00 仕事開始
20:30 仕事終了
21:00 夕食
24:30 就寝

 始業後は昼食を取る暇もなく、終業までノンストップ。「睡眠だけでは解消することができないほど、疲れがたまると厄介。日中にこまめにケアしています」