ラーメンの具として積極的に摂取したい4つの栄養素

1. ビタミンB群

⇒食事で取ったカロリーの燃焼を促進する

 ビタミンB群には糖質や脂質を上手に体温やエネルギーに変えてくれる働きがある。ビタミンB群は肉や卵に多いが、魚介類や大豆製品には少なめ。魚介類などでたんぱく質を取るなら、ビタミンB群が多い卵やキノコ類も一緒に。

2. カロテノイド

⇒美肌やアンチエイジング効果あり

 緑黄色野菜に多いβカロテンやリコピンは、抗酸化作用があり、美肌や老化防止に必須の栄養素。ダイエット時のやつれ感も防いでくれる。緑黄色野菜や食物繊維類は、合わせて両手1杯分(生の状態で)を1食の目安にして。

3. たんぱく質

⇒摂取したカロリーを熱エネルギーに変える

 たんぱく質をしっかり取ると、一緒に取った糖質や脂質のカロリーが燃え、体にため込まれにくくなる。肉や魚介類、卵、大豆製品に豊富に含まれる。1食で取りたい高たんぱく食材は100〜120g。豚ロースなら3〜4枚が目安。

4. 食物繊維

⇒糖の吸収を穏やかにし、満腹感も出る

 野菜、キノコ、海藻などに多く含まれる食物繊維には、糖質や脂質を小腸でからめとり、吸収しにくくする働きがある。また、食物繊維が多い食材は、噛(か)む回数が自然に増える上、胃に長くとどまり、満腹感を得やすいメリットも。

さらにプラスすると相乗効果あり

ニンニク

 ニンニクの匂い成分「アリシン」は、糖質を分解するビタミンB1の働きを高める。刺激が強いので1日1かけまでに。

ショウガ

 ショウガの辛み成分「ジンゲロン」には体を温めてエネルギー代謝を高め、脂肪燃焼を促進する働きがある。

ノンフライ麺を選ぶとカロリーを抑えられる

 袋麺には油で揚げたフライ麺とノンフライ麺があり、ノンフライ麺のほうが100kcal程度低い傾向(1食300〜350kcal程度)。