肌悩み2・くすみ
顔全体に「やや熱」ホットタオルが効く
洗顔前(洗顔後でもOK)にタオルで1分
顔のくすみを改善するには、血行を促進することが最善。「ポイントは、急激な温冷差。血行が良くなると新陳代謝が盛んになり、肌に透明感が生まれます。顔の色が2トーンくらいUP!」。
【1】やや熱めの湯にフェイスタオルを浸して軽く絞る
蛇口から出る、風呂より熱い程度の湯(45~50℃)にフェイスタオルを浸す。その後、滴らない程度に軽く絞る。
【2】顔全体にタオルを1分間置く。タオルが冷めるまで置いて
タオルを強く顔に押しつけるとやけどの原因に。ふわっと顔の上にのせる程度でOK。電子レンジで温める場合は、少し冷ましてから。
【3】軽くタオルで肌表面を拭い、化粧水などで整える
顔全体と小鼻をタオルで軽くなでて終了。その後の洗顔は不要。肌が冷えると乾燥が進むため、すぐにスキンケアを始めて。
肌悩み3・目の下のくま
血行不良による「青ぐま」、たるみによる「黒ぐま」……くまの種類によって対処法は異なる。まずは、どちらのくまかを手鏡でチェックしよう。
青ぐま? 黒くま? 簡単チェック
★血行不良による「青ぐま」
目の下のくまの下部に指の腹を当て、下に引っ張ると薄くなるが、くすみが消えない。
★たるみによる「黒くま」
上を向くと薄くなる。
青ぐまはホットタオルで解決
まぶたの上全体に「やや熱」ホットタオルが効く
洗顔前(洗顔後でもOK)にタオルで1分
寝不足や飲みすぎの日の翌日に多い青みがかったくまは、血液の滞りが原因のため、温めるのが最適。
オレンジ系コンシーラーを足す
ベースメイク後、メイクで30秒
「青ぐまを隠すには、血行を良く見せる暖色系のコンシーラーが◎。日本人はイエローベースの肌色が多いため、なじみやすいオレンジ系を選んで」
パール系のシャドウをのせる
ベースメイク後、メイクで30秒
青ぐまがひどいときには、下まぶたの目頭から目尻にかけてオレンジのパール系アイシャドウをふわっとのせて。光の反射効果で、目元を明るく見せる効果がある。
黒くまはコンシーラーで解決
乳液やクリームタイプのコンシーラーが効く
ベースメイク後、メイクで30秒
40代以降に多い黒くまは、加齢によるたるみのせい。乳液やクリームタイプの柔らかめのコンシーラーで、へこんで影になった部分を「足す」ことで、カバーしよう。コンシーラーを目の下に足して、凹凸の差を埋めていく。