やってはいけない12の夜習慣

【やってはいけない1】ソファで寝落ち、深夜に目覚める

正解は…疲れたときこそ、最初からベッドできちんと寝る

 ソファで寝落ち。深夜に目覚め、身支度や家事をして寝る……という細切れの睡眠はNG。睡眠中の細胞の修復は、時間を追って順に行われ、睡眠が短いと修復は途中で終わる。二度寝では再び最初から修復が始まるので、修復は不完全に終わり、疲れが取れなかったりする。

【やってはいけない2】夕食抜きで仕事、帰宅後に食べる

正解は…仕事が遅くなるなら夕方におにぎりなどを食べ、帰宅後はサラダなどの軽いものを

 夕食抜きで遅くまで仕事を頑張り、帰宅後にようやく食べるというのはNG。寝る前にたくさん食べると胃腸に負担がかかる。また、眠りが浅くなり、睡眠の質を落とす上、体内時計が遅れて夜型になりやすく、睡眠の量を確保しにくい。夕食が遅くなるなら2回に分け、寝る前は軽いものだけに。

【やってはいけない3】帰宅途中のコンビニでの立ち読み

正解は…夜にコンビニに行く場合は、5分以内でさっと買って出るように

 帰宅途中のコンビニでの立ち読みを日課にするのはNG。夜の明るい光の刺激は睡眠ホルモン「メラトニン」が出るのを抑えるため、眠気を感じにくくなり、夜更かしの原因に。帰宅途中のコンビニでは必要なものをさっと買い、長居せずに出よう。

【やってはいけない4】ベッドでSNSなどをチェックする

正解は…ベッドに入ったらスマホにも睡眠を

 息抜きのつもりでも、スマホでのSNSチェックやネットサーフィンは、ついついのめり込んで脳が興奮状態になりやすい。画面からの強い光も眠りを妨げる原因。「布団の中にはスマホを持ち込まないで」。

【やってはいけない5】帰りの電車で疲れてぐっすり爆睡

正解は…帰りの電車のうたた寝は5〜10分にとどめ、夜にまとまった睡眠を確保

 夕方以降のうたたねはNG。「帰宅時に20分以上眠ると、夜になっても眠くならず、夜更かしの原因に。さらに翌日のうたた寝を招いて悪循環になる」。なお、朝のうたた寝なら、睡眠不足の解消に役立つのでOK。

【やってはいけない6】寝つけないときにお酒の力を借りる

正解は…「眠るためのお酒」はNG。睡眠の質を保つには、20時頃までに適量を

 寝つきは良くなるけれど、アルコールの力を借りるのはNG。浅い眠りと深い眠りを繰り返すのが睡眠本来のリズムだが、アルコールが体内に残った状態では、この眠りのリズムが不安定になり、睡眠の質が低下。また、睡眠中の肝臓の修復も不十分に。