仕事から戻ってグッタリして、夕食を作る気力がゼロに……。そんな夏こそ、週末にパパッと仕込む「漬けおき」がおすすめ。しかも、しっかりたんぱく質も取れる、強~い味方です!

【夏のスタミナ飯は漬けおき1週間で決まり】
・漬けおきの基本、週末にパパッと仕込む「幸せごはん」 ←今回はココ
漬けおき副菜でメニューが充実 ランチにも応用できる
毎日漬けおきプログラム…カレー、ビビンパ、肉炒め

鶏胸肉の漬けおきで作るメニュー例(鶏のめんつゆ漬け、 焼き野菜2種、ミックスビーンズと豆腐のイタリアンマリネ、梅干しの味噌汁)
鶏胸肉の漬けおきで作るメニュー例(鶏のめんつゆ漬け、 焼き野菜2種、ミックスビーンズと豆腐のイタリアンマリネ、梅干しの味噌汁)

「漬けおき」って何?

→週末に仕込んで、毎日の料理をラクにするワザです

 肉や魚、野菜などを、時間のあるときに下味に漬けておき、食べる前に、ただ焼いたり煮たりするだけ、という調理ワザ。「漬けおくことで、下味が染みておいしくなります。平日、仕事で疲れて帰ってきても、15分で完成! 洗い物も最小限で済みます」

用意するモノは?

→調理法に合わせ、保存袋と保存容器をそろえましょう

 「肉や魚類は、保存袋で空気を抜いて保存することで、下味がしっかり染みます。一方、完成した状態で保存する副菜などは、そのまま食卓に出せる保存容器を使うと便利です」

保存袋と保存容器

□ 保存袋
 調味料をもみ込む肉や魚の漬けおきを中心に利用。大小、サイズをいくつかそろえ、食材の量に合わせて使い分けるといい。「保存袋は使い捨てになりますから、安いもので○。肉を入れてたたくこともあるので、破れにくく、しっかりとジッパーで口が閉まるものを」

□ 保存容器
 「耐熱ガラスの保存容器は、レンジ調理に使えて、そのまま食卓に出してもさまになるのでおすすめ。しっかりと蓋が閉まるものを」

保存方法は?

→冷蔵庫では3日間、冷凍庫で1カ月保存可能です

 冷蔵庫では、保存袋に入れたものをバットなどに立てて重ねておく。保存容器を使う場合、透明の容器を選ぶと、中身が一目で分かり便利。

 冷凍庫には、最初は保存袋を平らに寝かせて入れ、凍ったら立てて収納。夕食に使う場合、朝に冷蔵庫に移しておけば、解凍できる。