朝の腸活 起床から家を出るまで

6:00…起床
 ベッドの上で腰を揺らし腸の働きを促す

 うつぶせになり、両手の握りこぶしを脚のつけ根に当ててお腹を圧迫し、2〜3分ほど左右にゆらゆら揺らす。腹圧が上がることで腹膜のこわばりがほぐれ、お通じが良くなる。

腰揺らしエクササイズ

腰揺らしエクササイズ

 両手の握りこぶしがお腹に圧をかけて、たまったガスを出したり、ぽっこり下腹の解消につながったりする。

6:15…トイレ
 排便を促す前屈エクササイズ

 トイレのときも下腹部にげんこつを当てて腸を刺激。「前屈姿勢を取ることで、特に下がり腸の人は腹圧が腸に届き、排便しやすくなります」

排便を促す前屈エクササイズ

1)足は自然に開き、下腹にげんこつを当てる。
2)げんこつを当てたまま前屈姿勢になり、10秒間キープする。

踏み台を使って排便を促す

踏み台を使って排便を促す

 足を上げると直腸の形が変わり、力まなくても排便しやすくなる。

7:00…朝食
 バランス良く朝からしっかり食べる

 食物繊維、たんぱく質、炭水化物、果物をまんべんなく食べる。「朝は腸が活発に動く時間。しっかり食べることで腸が働き、排便しやすくなります。昼と夜の食べすぎを防ぐ効果も」

7:30…シャワーを浴びる
 熱めのお湯で交感神経を刺激

 朝食後はシャワーを浴びて身支度を開始。「熱いお湯を浴びることで交感神経を優位にして、体を活動モードへと切り替えます」

8:30…家を出る
 電車内では立ち、駅では階段を使う

 生活のなかでできる適度な運動で、腸の動きを活発化させる。電車内では足を肩幅に開き、下腹をへこませて直立。エスカレーターには乗らずに、なるべく階段を使う。