肩こりや腰痛、疲れといった不調は「背中の硬さ」が原因の場合も。背中の血流が劇的に良くなる1日たった3分のストレッチで、不調を改善しましょう。

・1日3分の「背中ストレッチ」在宅ワークの疲れを癒やす ←今回はココ
ストレッチプログラム後半戦 ガチガチ背中がゆるゆるに

肩こりや腰痛には背中ストレッチを

 「肩こりや腰痛、疲れやすいといった不調を訴える人ほど、背中を触るとガチガチです」と話すのは、体幹ストレッチインストラクターの吉田佳代さん。

 そんな人に背中をほぐすストレッチを続けてもらうと、「肩こりが楽に」「ぐっすり眠れて疲れにくくなった」などの声が。「筋肉がたくさんある肩甲骨周りが硬いと血行不良になり、老廃物がたまって酸素や栄養分が全身に行き渡らなくなります。加えて、筋肉の緊張状態が続くと交感神経が刺激され、血管の収縮により血流がさらに悪化し、不調を招くのです」

 背中ストレッチは壁とコーナーさえあれば簡単にでき、効果がすぐ表れやすいので続けやすい。「風呂上がりに1日3分、3週間続けてほしい。背中握手を目指せば血流がアップし、肩こりや腰痛も軽減されます

この2つができれば「背中ゆるゆる」に

背中合掌(難易度レベル1)
背中合掌

【これが改善】
□肩こり
□疲れ
□腰痛
□不眠
背中握手(難易度レベル2)
背中握手

【これが改善】
□猫背
□冷え
□肥満
□老化

 次のページから、背中合掌と背中握手を目指すための3週間プログラムを紹介していく。