朝、鏡に映る顔を見た瞬間、「あ、老けた」と思った経験はない? シミが濃くなった、いつものメイクが似合わない、髪が決まらない……。もしかすると今のケア方法が正しくないかも? そんなときこそ、これまでのケアを見直すチャンスです。20代・30代・40代の世代別変わってくる「正しいお手入れ方法」を皮膚科専門医の小林智子さんに伺いました。

読者の「老け顔お悩み」事情

Q.最近、自分を 「老けた」と思った経験は?

 日経WOMANが実施したアンケート(※)で、「最近、自分を 『老けた』と思った経験は?」と聞いたところ、

・あると答えた人は91.3%
・ないと答えた人は5.2%

…世代問わず「老け見え」を実感した人がほとんど!

※アンケートは2018年10月に日経WOMAN公式サイト上で実施。388人(平均年齢40.0歳)から回答を得た

Q.どこを見て「老けたな」と感じる?(複数回答)

 続く質問で「どこを見て『老けたな』と感じる?」と聞いたところ、

・顔…64.7%
・髪…38.6%
・肌…30.5%
・体のライン…24.6%

…という結果に。視線が集中しやすい顔と髪、肌質の変化で「老け」を実感していることが分かる。

Q.どんなとき「老けた」と感じる? (複数回答)

また、「どんなとき『老けた』と感じる?」の質問には、

・朝、すっぴんの顔を鏡で見たとき…43.2%
・急に白髪が目立ち始めたとき…42.9%
・街でふと、鏡に映った顔の表情を見て…34.6%
・日中、職場の鏡に映った顔のくすみを感じて…34.3%
・写真やスマホで撮影した画像の自分を見て…29.1%
・入浴時に鏡で見た全身の姿を見て…26.3%
・メイクをしながらメイク乗りの違いを感じて…21.2%

…と、朝一番の素顔の状態にエイジングを実感する人多数いることが判明。

 次のページからは、そんな悩みを解決する、20代・30代・40代の世代別の正しいお手入れ法をご紹介。なんとなく「老けたな…」とお悩みの人は、これまでのケアをぜひ見直してみて。

(イメージ画像)皮膚科専門医の小林智子さん
いつものメイクが似合わない、髪が決まらない…そんなときこそ、これまでのケアを見直すチャンスです