マルチタスクで混乱してしまう
人間の脳は、実は「マルチタスク」に向いていない。情報を処理するワーキングメモリーの空きには限りがあり、多くの情報処理を同時進行させるとパンクして能率が落ちるのだ。
脳のクセ2・脳は…2つのことを同時に考えると大渋滞
→でも「紙に書く」と空き容量が増える
そこで有効なのが「書く」こと。「抱える課題や気持ちなどを紙に書いて『外在化』させると、ワーキングメモリーの容量をいったん解放できるためか、タスクの遂行能力が上がります」
ワザ1. TO DOリストは1日に何度も整理
タスクでいっぱいの脳を解放するには、タスクを書き出して優先順位をつけ、優先度の低いことはいったん忘れるといい。状況は刻々と変わるので、この作業も1日に複数回やる。
ワザ2. 不安な気分になったらメモ用紙に書き留める
筆記試験直前の人に自分の不安や緊張を紙に書かせると、試験の成績が上がったという実験結果が。「不安な気持ちが外在化され、ワーキングメモリーが空いたためと見られます」
他にも仕事に役立つ、目からウロコの「脳のクセ」を集めたのでご参考に!