毎日たくさんの情報や予定が入ってきて、あたふたしていない? 全部1つのノートに書くようにしたら、「あれどこ?」「忘れてた!」がなくなります。

ノートで思考整理 → やるべきことが見えてくる

コンサルタント・大塚万紀子さんの「なんでも書き込みノート」は、ど忘れがなくなり、やるべきことが見えてくるノート。「アウトプットノート」と組み合わせて使う
コンサルタント・大塚万紀子さんの「なんでも書き込みノート」は、ど忘れがなくなり、やるべきことが見えてくるノート。「アウトプットノート」と組み合わせて使う

 仕事とプライベートとを両立した上で、時間のムダをなくす働き方を提案する、コンサルタントの大塚万紀子さん。自身も活用して勧めるのが、やるべき仕事も、ミーティングの内容も、プライベートで必要な情報収集も、すべて1冊に書き込むノート術。いわば「なんでも書き込みノート」だ。

 なんでも書き込みノートは常に持ち歩くので、どんなバッグにも入る小さめのサイズがいい。大塚さんが愛用しているのは、A5のスリム版、プラスの「カ.クリエ」のツインリングタイプ。

 「いつも探しがちな資料や、折に触れて見返したい自分の目標、心に響いた言葉なども、ノートに一緒にしておくといいですよ」。あれどこ? と探す時間のムダや、うっかり忘れのミスがなくなる。

 大塚さんの「なんでも書き込みノート」のルールは下記の4点。そして「アウトプットノート」と組み合わせて使う。次のページから一つずつひも解いていこう。

大塚さんの「なんでも書き込みノート」
1. あえて「公私混同」で1冊のノートに書く
2. 大事な内容はすべてノートに集約
3. ささいな仕事も急がない仕事もスケジュールを立てる
4. イラストや図でビジュアル化

「アウトプットノート」と組み合わせて使う。
こちらは共有したい情報をまとめるいわば清書用。