手帳の書き方や使い方を工夫し、記録し続けることで、夢や目標をかなえた人たちがいます。そんな手帳術は、今日からまねできる要素がいっぱい。今回は、資格勉強記録を続け、1年前倒しで目標を達成した女性の手帳を紹介します。

勉強記録を続け、1年前倒しで目標を達成

 2017年1月、妊娠を機に仕事を辞めた、ちゃんみつさん。子供を育てながら長く働ける仕事がしたいと考え、妊娠3カ月から地方上級公務員試験の勉強を開始。勉強の予定や進捗管理に手帳を活用した。

ちゃんみつさん(仮名・27歳)
銀行・戦略企画

【愛用手帳は?】「『EDiT週間ノート』は、ウイークリーページの下半分がメモ欄に。自由度が高く、使い勝手が良い点が気に入っています」
【お気に入りの手帳文具は?】「ほぼ日手帳」を買ったときの付録だった「ジェットストリーム」の3色ボールペンを愛用。他に、マーキング用に黄色の蛍光ペンも。

 「10科目以上に及ぶ試験科目を効率良くこなすため、まずは年間ページで何の科目をいつまでに勉強するかを計画。日々の勉強内容はウイークリーページの上半分に記録し、下半分に覚えておきたいことをまとめ、復習できるようにしました」

 勉強は子供が寝ている時間を活用。手帳のページが埋まっていくことで達成感が得られ、「これだけやったから大丈夫、という自信にもつながった」と言う。当初2年かけて試験に挑む予定だったが、努力のかいがあり1年前倒しで合格。「国の制度を分かりやすく伝えられる、市役所の職員を目指します」