ノートを書く習慣によって、人生が大きく動き出したという女性たちに、秘密のノートを公開してもらいました。ノートのパワーと書き方のコツを知ったら、今すぐまねしたくなるはず!

朝10分の「書く習慣」

坂野嘉実さん(34歳) 看護師、美容専門学校講師、キャンドル浄化セラピスト
坂野嘉実さん(34歳) 看護師、美容専門学校講師、キャンドル浄化セラピスト

 看護師のキャリアを生かし、救急医療相談のアドバイザー、専門学校講師、セラピストと、「三足のわらじ」を履く坂野嘉実さん。1年前まで夫の扶養の範囲内で働いていたが、今では周囲から「別人のよう」と言われるほど活動的。

 きっかけは1冊の本との出合い。書店で偶然手に取った『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大和書房)が提唱する、目標実現のためのノート術を実践し始めたことだ。「数々のノウハウ本を試しましたが、一番楽しく実践でき、変化がすぐ表れました」

 「毎朝、前日を振り返った上で、目標のために今日10秒で実行できることをノートに書き出します。欲望に正直に、ワクワクすることを書くので、モチベーションが上がり、仕事スイッチが入るんです」

 例えば、「出張セラピーをしたい」という願望実現のためのアクションとして、「顧客へ料金表を送る」といった簡単な行動を書いて実践していたら、3カ月後に東京での依頼が舞い込んだ。「セラピーの顧客は半年で目標人数を達成。毎朝10分の書く習慣で、驚くほど自分が変わります」