上手に時間を使い、仕事もプライベートも充実している女性は、どんな目的で手帳を使い、何を書いているの? 今回は、植物空間のブランディングなどを担う会社で働きながら、個人宅の庭園デザインなどの副業も手がける森田紗都姫さんの手帳のコツをたっぷり紹介します。

副業を実現! 人生のキャリアアップ手帳

 植物空間のブランディングなどを担う会社で働きながら、個人宅の庭園デザインなどの副業も手がける森田紗都姫さん。現在の働き方が実現できたのは、ズバリ手帳のおかげだという。

森田紗都姫(さつき)さん(31歳)
ユニバーサル園芸社 コミュニケーションデザイン室 室長/studio YAMAMORI代表
ライフグリーンオーガナイザー

 きっかけは29歳で結婚したとき。将来のキャリアを見据え、働き方を整理した。32歳までにどこでも働けるスキルを身に付けると目標を定め、フルタイムから週3〜4日勤務の契約社員に変更し、副業をスタート。両立できるコツは、副業の予定を目立たせてウイークリーに書くことだと言う。

 「忙しくて、先延ばしにしていたやりたい仕事や勉強なども、TO DOにして手帳に書き込むことで行動に移せるように。副業での経験が本業にも生きて、いい相乗効果を生んでいます」

使っているのはコレ!

「ジブン手帳 Biz mini」(B6スリム)/コクヨ、木製柄の「フリクションボール3・ウッド」
「ジブン手帳 Biz mini」(B6スリム)/コクヨ、木製柄の「フリクションボール3・ウッド」

 「24時間の予定が書けるバーチカルなので細かく時間管理でき、一目で自分の空き時間も把握できます。革カバーはハンドメイド販売アプリ『Creema』で、個人の作家から購入」

手帳が続くコツは?

→手帳を書く目的を明確にし目的に合った仕様を選ぶ

 「手帳を書く目的が曖昧だと続きません。今は『時間管理』が目的なので、1日1ページからバーチカルタイプに変更。目的に合った手帳選びが大切」

 次のページからは、森田さんの「人生のキャリアアップ手帳」を紹介します。