「働くこと」に火がついた20代

マイナスをうろうろ…
マイナスをうろうろ…
病気退職、仕事が続かないスランプ、就職活動で挫折……専業主婦期間のある出来事をきっかけに働くことに火がついた。そして就職へ

21歳

阪神・淡路大震災で就職難。何も仕事が見つからない

22歳

自動車リース会社に、営業職として入社。

24歳 病気で退職

⇒「辞める」決断をできたことが人生を切り開く力になった
「激務とストレスで体調を崩し、入社8カ月で退職。実家に戻りました。大きな挫折でしたが、辞める決断の経験と、ある意味、開き直れたことで、新しいキャリアに挑戦する思い切りの良さが生まれました」

25歳

金沢の大学で研究室アシスタントをする

26歳 仕事が続かない…

⇒たくさんの仕事経験が後の就職活動に生きた
「結婚で上京。紹介された仕事やアルバイトなどが続かず、転々としましたが、その経歴が後の就職活動で生きてビックリ。やりたい仕事と思わなくても、経験を積むことが後から生きることがあると学びました」

26歳~27歳 専業主婦

⇒起業家のパーティーで相手にされなかった悔しさが「働くこと」に火をつけた
「女性起業家のパーティーで、『専業主婦』と自己紹介したら、その後、会話をしてもらえなかった。こんなふうに扱われる場面があると衝撃を受け、『働くこと』を真剣に考えるきっかけに」

27歳 就職活動に挫折

⇒「普通の就職」以外を考え徹底リサーチし道を開いた
「普通の就職活動で、履歴書が通ることはありませんでした。そこで、まずキャリアがなくても入れそうな、人手不足の業界をリサーチ。IT系は将来性もあると考え、専門学校に通いました」

29歳 就職

⇒会社の規模にはこだわらない 希望の「業界」に滑り込む
「IT業界でウェブディレクターを希望していましたが、内定をもらえたのは小さなウェブ制作会社の社長秘書。それでも、業界の常識や仕事を現場で学べると考え、職種にはこだわらず入社しました」