TO DOリストに振り回されがちな人の癖
TO DOリストに振り回されがちな人には思考や行動の癖があるという。例えば、
□頼まれたら条件反射的に引き受ける
□「頑張ります」が口癖
□人にお願いするのが苦手
□長い付き合いは大事にする
□頑張っている自分が好き
頑張る裏には「いい人でいたい」「私を認めてほしい」「自分に自信がない」といった意識があるのかもしれない。頑張っている割に成果が出ないのは、やみくもに頑張り疲れているからかもしれない。
「求められるままにタスクを増やしてしまうのは、自信のなさや承認欲求の表れかもしれません。受け身になるばかりでなく、時には主体的に断ることや、自ら別の方法を提案することを学んでください」
「○○さんに頼まれたリスト、仕上げなきゃ」「△△ちゃんの誕生日プレゼント選ばないと」「今日は6時からオンライン英会話」「明日は20時からヨガレッスン」――TO DOリストに振り回されていると、自分が本当にやるべきことに取りかかれないまま10年、20年あっという間に過ぎていく。
そんな人生が嫌なら、まず「優先順位の低いことを捨ててみる」ことから始めてみよう。これがファーストステップ。
「自己実現という大きな目標のためには、逆算で考え、まずムダを捨ててラクになるのが第一歩。頭に余裕がなければ、新しい発想も深い思考もできません」
優先順位の低いことを捨てて余裕ができると、頭の中が整理されて、やるべきことにフォーカスできるようになる。そして、高いパフォーマンスを発揮できるようになる。
「捨てる」の見極め、「する」or「しない」の決め方のコツは、「インパクト」と「学び」の2軸で考えること。これを意識して、あなた自身の「しないことリスト」を作ってみよう。次ページで具体的な作り方を解説していく。