「思考を書き留める」文具
□情報カード×鉛筆
…ちょっとした思いつきや情報をカードにためる
「他愛のない思いつきが、実はすごいひらめきかもしれない。そう思うと、頭に浮かぶことをすべてを書き留めないともったいない気がしてしまいます。情報カードを持ち歩き、日々のひらめきを日付を添えて残しています」
季節ごとにさまざまな絵柄が登場する鳩居堂の「シルクはがき」(80円〜)は、コクヨの「ノビータ ポストカードホルダー」(500円)に入れて保管している。
□リング式手帳×万年筆
…徒然なる思考は万年筆で左から右へ縦書きに
「思考を深めるときは、A7サイズくらいの小さな手帳を横にして、万年筆で、文章にしながら考えます。右利きなので、自分が書いたものを読みながら書き進められるように、縦書きですが、左から右方向に書き進めます」
「便りを送る」文具
□蛇腹便箋×万年筆
…一筆箋、長い手紙、自分への書き物…。あえて日常に使う
「一筆箋が蛇腹になったような便箋は、1枚で切れば一筆箋に、複数枚使えば長い手紙を書けます。万年筆やつけペンを良質な紙の上に滑らせる時間は至福のひととき。4枚で切って半分に折り、『ルーズリーフ』として、自分の書き物に使うことも」
江戸時代に東京・日本橋で開業した和紙店・榛原(はいばら)の「蛇腹便箋レターセット」(便箋90枚つづり・封筒10枚入り/500円)は、罫線のみのタイプと、複数の絵柄とをそろえ、シーンに合わせて使い分け。
□鳩居堂のハガキ×鉛筆
…美しいシルクはがきを栞&読書メモにする贅沢
「書き損じた鳩居堂の美しいシルクはがきを、本の栞代わりに使ったら気分が上がったのをきっかけに、読書の際には鳩居堂のはがきを挟み、印象に残った内容などを書き取るようになりました。鉛筆で簡単に、箇条書きしています」